本日の一品
カップヌードルブック付録の「カップヌードル加湿器」が楽しい
2022年1月24日 00:00
休日に家の近所を散歩していてたまたま入ったコンビニで“カップヌードル加湿器BOOK”を偶然見つけた。カップヌードルBOOKは、なんてことのない15ページほどの小冊子。その付録にカップヌードル型の加湿器が付くというよくある主従逆転タイプだ。
実はコロナ禍に入った2020年に、乾燥とウイルスの活動を抑制する目的で買ったUSB加湿器が昨年末頃から調子が悪く、まったく動作しなくなった。特に加湿器を探そうとは思って探していたわけではなかったが、偶然見つけてついつい買ってしまった。価格は税込みで2189円だった。
以前使っていた加湿器より、ひと回り小さくて高さは3分の2ほどのコンパクトサイズ。カップ麺の紙の蓋のように少しめくれ上がったところからミストがスモークのように吹き出てくる。同梱品はミニブックレット、取説、80cmの給電用microUSBケーブル、交換用給水芯(綿棒:直径7mm長さ68mm)だ。
筆者はつい先頃、カップヌードルのプラモデルを買って楽しんで組み立てたばかりだった。同郷の食品会社でもあり、今年で50周年、子供のころから慣れ親しんだ味とパッケージには何故か惹かれてしまうことが多く、目にするとついついいろいろ買ってしまう。
カップヌードル加湿器の使い方もごく一般的な加湿器とまったく同様だ。上蓋を取って水を入れて蓋を閉めて電源ケーブルをつないで電源スイッチをオンするだけ。上蓋から生えてる2本の棒は、一本が水位センサー、もう一本が前述した給水芯を保護するための給水芯キャップだ。
さて、実際にカップヌードル加湿器に水を入れて早速使ってみよう。カップ麺と同じく内側の点線までお水を入れる(約250ml)。続いて付属のUSBケーブルを接続した上蓋をしっかり押しこむ。そしてパワーボタンを押すと、赤いインジケーターランプが点灯し、すぐに気化したミストがモクモクと出てくる。
カップヌードル加湿器のような“超音波式加湿器”は、一般的に雑菌が繁殖しやすいと言われている。ある程度の期間が経ったら、お手入れをしておくことで、ミストと一緒に有害な菌をばらまいてしまうということはないだろう。
いつもと異なるニオイがするとか、ミストの量が落ちてきたなどの兆候があれば、カップ内部の清掃や給水芯の交換をしたほうが良いかもしれない。カップヌードル加湿器専用の給水芯でなくても、一般的に売ってる直径7mmの綿棒を購入して68㎜にDIYでカットして使用すれば大丈夫だ。
給水芯は毎日使ってるなら、1カ月に1回くらい交換すれば十分だろう。筆者は、カップヌードル加湿器を自室のパソコンディスプレイのすぐ脇に置いて、原稿を書いたりWebを見たりしている間は常時オンにしている。また“まもセンサー”(IoT系の温度・湿度計)を併用しているので、湿度が設定下限を下回った時には通知が来るので、そのタイミングでもオンして活用している。
いろいろ便利な周辺ガジェット製品の出ているカップヌードルなら、それらを組み合わせて楽しい環境を揃えてゆける。筆者は、本番の出番が来るまでヌードルストッパーの葛飾北斎をカップヌードル加湿器の上にのっけて愛用している。
製品名 | 発売元 | 購入価格 |
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カップヌードル加湿器 | 宝島社 | 2189円 |