本日の一品
見飽きたキーボードに変化を! 日本らしさ全開にする日の丸&漆塗りキーキャップ
2021年11月4日 06:00
毎日だいたい8時間はパソコンの前に座ってキーボードをカタカタ打っていると、思い入れがあるとはいえ、マンネリ感が出始めるもの。そろそろキーボードに変化が欲しくなってきた。かといって、今のキーボードは気に入っているし、新しく買い替えたいというほどではない。
そんなときにECサイトで目を引いたのが、ちょっと変わったキーキャップだ。筆者が使用しているダイヤテックのキーボード「Majestouch」シリーズは、キーキャップだけを交換することもでき、そのためのオプションキーキャップが豊富に用意されている。より自分好みのキーボードにカスタマイズできるのだ。
そんなわけでさっそく取り寄せたのが、Majestouch用の「フラッグキーキャップ『日本』」と、「漆塗りキーキャップセット 金粉蒔き」だ。前者はキー1個のみの商品で、後者は3個のキーと専用のキーリムーバーがセットになった商品。
どちらもMajestouchシリーズの一部を除いて対応しており、「日本」の方は見たまんま、日の丸デザインのキーキャップだ。日本語配列キーボードではTABキーと、英語配列キーボードではTABキーおよび「/」キーと、それぞれ交換できるようになっている。他のキーとは交換できない、かなり用途が限定されたアイテムと言える。
一方の「漆塗り」の方は、最上段とその下の段までのキーを置き換えられる。ファンクションキーや数字キーなどの代わりにすることができるわけだ。3つあるが、どのキーを置き換えるかはけっこう悩ましいかもしれない。
日の丸については選択肢がないので、そのままTABキーを置き換えるとして、漆塗りは置き換えると(FILCOというロゴ以外、キートップに文字がないので)元が何のキーだったかわからなくなる可能性がある。漆塗りかつ金粉蒔きということで、頻繁にタイプするキーだと削れたりして、もったいないことになってしまう心配も。
なので、あまり使うことのないESCキー、ScrollLockキー、Pauseキーを置き換えることにした。もとより見た目で選んだアイテムだ。機能的な面での変化は期待していない。
キーキャップの交換は、専用リムーバーがあるので、30秒もあれば完了。全体がほぼグレー一色だった筆者のMajestouch 2は、雰囲気ががらりと変わった。漆塗りのキーキャップ周りはまさしく和の装いを醸し出し、つやつやした肌触りが所有感を増す。TABキーの日の丸はなんというかコミカルな感じで、それもまたいい。
キーキャップ交換でタイプが高速化するとか、精度が上がるとか、そういった副次的効果は一切ない。が、少なくとも目の保養的なものにはなってくれる。何より普段一番よく使うキーボードというアイテムに変化を加えることで、パソコンの前に座るモチベーションも上がるというもの。キーキャップ交換ができるキーボードを使っているなら、ぜひお試しいただきたい。
製品名 | 価格 | 発売元 |
---|---|---|
Majestouch用 フラッグキーキャップ『日本』/漆塗りキーキャップセット 金粉蒔き | ダイヤテック | 400円/1100円 |