本日の一品

Nintendo Switchに接続できる無線キーボードとマウス

 文部科学省が唱えるGIGAスクール構想とやらで、小学校に通う子どもたちに一人一台ノートPCが支給されることになりました。小学校でも日々PCを使った授業が行われているようなので、先日面談で担任の先生に、ご家庭でもローマ字の学習とキーボード入力の練習を、とお願いされてしまいました。

 しかし我が家にあるパソコンはすべてMac、学校で支給されたのはWindowsのノートPCです。MacやiPadに外付けのWindowsキーボードつないで使えば良いかと最初は思ったのですが、腐るほどある筆者の外付けキーボードはことごとく配列が変態的だったり、あるいは英語配列だったり。そうか、うちには普通のキーボードが無かったのか……と今さら気付いたので、子どもの学習用に「普通」のキーボードを購入することにしました。

「ロジクール ワイヤレスコンポ MK245 Nano」。無線キーボードとマウスのセットです。

 購入したのはロジクールの「ロジクール ワイヤレスコンポ MK245 Nano」という機種。単4形電池を使う無線キーボードとマウスのセットです。キーボードの配列が標準的でWindowsのノートPCのものに似ているのと、Nintendo Switchに接続して使うことが出来るのが決め手になりました。

傾斜はほとんどないフラットなキーボードで、打鍵感も軽め。
キーボードもマウスも単4形電池×2を用います。

 Nintendo Switchにはオンラインで遊べるゲームも多く、チャットなどで利用するためにキーボードを接続できます。Bluetoothキーボードは接続できないので、有線のキーボードを使うか、今回の製品のように専用の接続用レシーバーを用いるワイヤレスキーボードが必要になります。

接続用のレシーバー。子どもたちに使わせるので無くさないか心配です……。
Nitendo Switchに接続するには、DocKに付属のUSBポートにレシーバーを差し込むだけ。

 キーボードをNintendo Switchに接続してどうやってキーボード入力の練習をするのかといえば、子どもたちに大人気のゲーム「マインクラフト」の出番です。ご存じの方も多いかと思いますが、マインクラフトはコマンドを入力してNPCやブロックを改造し、様々なオブジェクトを作って遊べるようになっています。

 以前からSwitch版マインクラフトでコマンドを使って遊びつつ、コントローラを使っての入力が面倒と言っていた我が家の子も、攻略本を見ながらたどたどしくキーボードを使ってコマンドなどを入力して遊ぶようになりました。その様子はあたかもリファレンス本を片手にBASICプログラムを入力していた小学生の頃の筆者の姿を見るようです。

マインクラフトのコマンドをキーボードで入力する子ども。入力方法が面倒でクセがありますが、そんな事は物ともせずガシガシ入力していきます。
iPadにキーボードを接続してローマ字入力の練習。最近はWEB上にキーボード練習のサイトがたくさんあるので助かります。

 もちろんこれらのキーボードはパソコンに接続しても問題なく使用できます。対応OSはWindowsとChrome OSとあるものの、MacやiPadに接続しても使用できるので、WEB上のタイピング練習サイトでも遊べます。というかそれが本来の目的でした。毎日やるように申し付けたところ、あっという間にホームポジションやキー入力を習得しました。

数日後にはiPadの「プログラミングゼミ」で何やら作っていました。さすが子ども。吸収が早い……

 一方、セットで付属してくるマウスは何に使うのかといえば、こちらもNintendo Switchで使用できます。先日発売された「ナビつき! つくってわかるはじめてゲームプログラミング」というソフトはマウスに対応しており、もちろん本製品のようなサードパーティ製のものも利用できるのでした。主な操作はドラッグ&ドロップなので、子供たちのマウスの操作の練習にもなって一石二鳥です。

Nintendo Switchの「ナビつき! つくってわかるはじめてのゲームプログラミング」をマウスを使ってプレイ。プログラミングへの理解だけでなくマウスの練習にもなって一石二鳥です。

 筆者は1万円以上もするようなキーボードを質感とか打鍵感がどうとか言いつつ何台も買ったりしていますが、2000円ちょっとでこんなちゃんとしたキーボードが買えるのかと思うと目が覚めたような気がします。お子様のパソコン学習に、Nintendo Switchのお供におすすめの一品です。

製品名購入場所価格
ロジクール ワイヤレスコンポ MK245 NanoAmazon2500円