本日の一品

スマホをバスルームの中で使える便利なMAGIC BOX

 バスルームの中でスマホを使うシーンがどのくらいあるのか、どのくらい必要なのか余り考えたこともない筆者だが、スポーツ好きの人や音楽好き、映画好きの人達ならそういうニーズはいっぱいありそうだ。

 そんな需要もあって防水スマホの普及や発売を後押ししているのかもしれない。そして昨今では完全防水対応になっていない、あるいはスペックが良く分からなくて防水対応可どうか不安なスマホ用に"なんちゃって防水対応"を後付けで施してくれる商品も増えてきた。

 今回、筆者が購入したのは、「MAGIC BOX」(マジックボックス)と名付けられた壁掛け型の"浴室防水スマホケース"だ。6.8インチまでの液晶サイズのスマホに対応する。本体は防水性防霧性の特性を備えたPET素材を採用している。

ごく普通の6インチクラスのスマホをバスルームで使えるMagic Box

 本体は片ヒンジの薄手のお弁当箱型。前面は少し弾力のある透明度の高い素材を採用し湯気の中でもスクリーンの表示内容がしっかりと見える。内部に事前に主電源を入れたスマホを収納する。

6.8インチ以下の液晶サイズのスマホをバスルームで気軽に使える
PET素材のMagic Boxの本体は片ヒンジのお弁当箱イメージ

 マジックボックスの中では、スマホの背面は適度な厚みとクッション性のあるスポンジ支えられ、スマホ画面が前面のクリア部分に触れるよう調整されている。お風呂の中での画面タッチ操作も大丈夫だ。

 そして背面はバスルームの壁に貼り付けるクリアな"壁面取り付けユニット"にスライドインで完全に結合できる構造になっている。もちろん縦置きも横置きも出来る。筆者はサブ機のRedmi Note 10 ProをMAGIC BOXに入れて30分ほど一緒にお風呂に入ってみた。

前面のクリアな部分と背面のスポンジの間にスマホを挟んで固定する
透明の壁面取り付けユニットは事前にバスタブ周りのお好みの位置に貼っておく


 お風呂では足元に近い位置に壁面取り付けユニットを取り付け、あらかじめ主電源を入れたRedmi Note Pro10を収納したMAGIC BOX本体を持ち込み、スライドで操作で壁面取り付けユニットに難なく取り付けた。

主電源を入れたスマホをMagic Box本体に収納する

 実際の画面操作はもう1枚余分な透明なプラスティック板を介して行うので、普段の操作とは異なり、タッチ操作を何度かやり直すこともあった為、慣れるまで快適とは言えないが操作は可能だった。出来れば足の指で操作したかったが、これは製品の問題ではなく筆者の指先訓練がもう少し必要だと感じた。

今回はYouTubeなどを30分ほど視聴した。あらかじめ再生するコンテンツを表示してポーズしておけば操作は楽だ
今回はホーム画面を表示したこの状態でMagic Boxに入れて壁面ユニットに固定した
足の指先でタッチ操作が出来れば最高だが、まずは指先の訓練が先だ

 実際にYou Tubeでライブ演奏やニュース、ドラマなどを観てみたが、画面操作を頻繁に行わない限りなかなか快適だった。出来れば遠隔から操作できるフィルムボタンタイプの安いBluetooth対応の防水リモコンが欲しくなった。次回は、低温度の半身浴か水風呂でAmazonプライムビデオでもゆっくり観ようと思っている。

商品名販売元価格
MAGIC BOXAmazon1230円