本日の一品

デスクトップパソコンにも指紋認証を後付けするとログインが超楽ちん

ケンジントン「VeriMark 指紋認証キー」

 スマートフォンやノートパソコンでは当たり前のようになった指紋認証機能。慣れるといちいちパスワード入力するのがかったるくて仕方ない感じになるほど便利なのだが、在宅勤務になってデスクトップパソコンをメインに使っていると、指紋認証がないのがやっぱり気になってきた。

 そこで手に入れたのが、ケンジントンの「VeriMark 指紋認証キー」というアイテム。USB Type-Aポートに接続するだけで使える指紋センサーだ。Windowsパソコンであれば、デスクトップでもノートでも使うことができる。

USB Type-Aポートに接続して使う
指紋センサー部

 推奨されるドライバーのインストール方法が、今となってはなつかしい「infファイルの右クリック」だったりするのがちょっとお茶目。場合によってはうまくインストールできない場合もあるようなので、そのときはサポートに相談しながら進めるといいだろう。

 もちろんWindows Helloに対応しており、センサーに指先を置くだけでWindowsを使いはじめられるのは快適このうえない。ただ、デスクトップパソコンだと、パソコン本体の構造や置き場所によっては指先をタッチするのがかえって手間になる場合もある。ベストなのは、着席したときに自然に右手を伸ばせる場所だろう。

 なので、一番便利そうなのはケーブル長めのUSBハブやUSB延長ケーブルを使うことだろうか。筆者は都合のいいことに、しばらく前に当コーナーでも取り上げたUSBハブ機能付きのマウスバンジーがあったので、そこに指紋センサーを装着することにした。

 マウスバンジーはデスクの右奥、マウスの向こう側にあるので、手を伸ばせば楽に届く。認証後すぐにマウス操作に移れるという、なかなかベストなスタイルに落ち着いた。

USBハブ機能をもつマウスバンジーに装着
Windowsにログオンなどをするときは、少し手を伸ばせば楽に指紋認証できる

 FIDO認証にも対応しているので、Googleなど2要素認証に対応するWebサービスでも利用が可能。パスワード入力を省けるのもメリットだが、安全性を強化できるこういったセキュリティアイテムは、自宅のような油断しがちな場所でこそ積極的に使いたいものだ。

製品名発売元購入価格
VeriMark 指紋認証キーケンジントン5427円
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