本日の一品
ジャンプはしないけど、心はウキウキになるかもしれない、USB付きマウスバンジー
2021年3月10日 06:00
有線マウスのケーブルをイイ感じに保持してくれるマウスバンジーというアイテムがある。バンジージャンプの、あのバンジーだ。だからといってマウスをジャンプさせるわけではないのだが、マウスをある意味「吊る」ような感じでケーブル部分を宙に浮かしてくれるので、マウスの操作性がより高まるというものである。
特にヘビーゲーマーにとっては、マウス操作の良し悪しは文字通り命綱。軽量で滑りのいいゲーミングマウスを好んで使うことが多く、その分ケーブルのたわみや重さでマウス本体が勝手に動きやすくなってしまう場合もある。ケーブルが宙に浮いていれば、引っ張られて動くことはなくなる。ケーブルの摩擦がなくなってより操作は軽くなるし、余ったケーブルが邪魔になることもない。いいことずくめなのである。たぶん。
しかしヘビーゲーマーでもなんでもない筆者が、そんなマウスバンジーを導入したところで効果を感じられるのか。自分でも疑問に思っていたのだけれど、今回のようなUSBハブ付きとなると話は別だ。デスク回りをのたうちまわるケーブル、ケーブル、ケーブル……。これを常にきれいに整理しておくことは永遠の課題と言える。USBハブにまとめられれば、少しはすっきりさせられるに違いない。ワイヤレスにすればいいじゃないか、という声もあろうかと思うが、まあこれは今やほとんど宗教みたいなものなので……。
とはいえ実際のところ、純粋にマウスバンジーとしても役に立ってくれるのだ。すごく細かい話なので共感されそうにないと思うのだけれど、Photoshopで画像のリサイズ処理を自動化する自作アクションをボタンクリックで連続的に実行するとき(このとき視線は処理対象の画像)、いくらカチカチしても実行されないな~、と思ってよく見たら、ケーブルのたわみでマウスが勝手に動いて、微妙にボタンからずれた場所をクリックしていた、なんてことがよくある。Photoshopのボタンが小さすぎるのも原因なのかもしれないが、この「勝手に動いて微妙にずれる」という期待していない動作は、わりとストレスだった。
マウスバンジーのおかげでそういうこともなくなったし、ほとんど実用アプリケーションしか使わないのだけれど、ケーブルを引きずらなくなったせいで心なしかマウス操作も軽快になったように思う。もちろん、内蔵しているUSB 2.0ポートでキーボード、テンキー、マウスのケーブル3本をデスク周りにごちゃごちゃさせず整理できるようになったのはありがたいところ。マウスケーブルを浮かして3次元的にデスク空間を使えるようになったのも、デスク上の整理という意味ではなにげに重要なのでは、と思っている。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
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ゲームマウスバンジー TH701U | havit | 1888円 |