本日の一品

大理石模様で見た目にリッチ、装飾品っぽいAirTagハードケース

 AirTagをバッグなどに装着するためのホルダー類は、スピーカーのある表の部分が開いた状態にあることが、公式には推奨されている。これは同社のアクセサリガイドラインに記載されており、それゆえAirTag本体とほぼ同時に登場した公式アクセサリは、多くがこの仕様に準拠している。

 もっとも発売からしばらく時間が経ったことで、最近ではこれらガイドラインにとらわれない、独自の工夫をこらしたホルダーやケースがサードパーティ各社からお目見えするようになりつつある。今回紹介するのはそのひとつ、AirTag全体を覆ってしまうタイプのハードケースだ。

CASE STUDIブランドで販売されている。ほかに木目調などのバリエーションもある
大理石模様の2色が同梱されている。カラビナと、この写真にはないがストラップも付属する
素材はポリカーボネイトなので硬質だ。正面背面を完全に保護する

 AirTagを本製品で覆うことで、付属のカラビナを使ってキーホルダーなどに自由にぶら下げられるようになるほか、表面へのキズも防止できる。スピーカー部も完全に覆われてしまうので、アラートが鳴った時の音はやや聞こえにくくなるが、音が聞こえにくいほうがよいという人もいるはずで、すべての人にとってネックになるわけではないだろう。

 装着方法は、両面を合わせてパチンとはめ込むだけ。寸法はかなり厳密で、AirTagの表面に保護フィルムを貼っていると、そのわずかな厚みの差で両面がはまらないほどだ。ポリカーボネイト製で両面を保護する本製品を使うのであれば、保護フィルムはいっさい不要なので、もし事前に貼っている場合は、あらかじめ取り除いておいたほうがよいだろう。

シェルケースのように両面から覆う構造
キーホルダーなどに取り付けて使用する

 今回紹介しているのは大理石の柄で、一見するとAirTagのケースとは分からないほど。いかにも「AirTagをぶら下げてますよ」と主張する公式のアクセサリよりは、こちらのほうが目立たず使いやすいと感じる人も多いだろう。あまり販路が広くないのが難点だが、ほかに木目などの柄のバリエーションもあるので、興味のある人はチェックしてみてほしい。

製品名価格発売元
CS-AT-PA-MB [AirTag Case Marble Prismart]2480円KUTUROGIAN