本日の一品

眼鏡専用タグ「ORBIT GLASSES」で「アレクサ、オービットでメガネを見つけて!」

 はじめて近眼用の眼鏡をかけたのは、中学2年生ごろだったように思います。それから早ウン年が経過しました。今では1枚のレンズで近くも遠くも見えるなど、高機能化しております。

 そんな眼鏡歴の中で、これまで何度眼鏡を探したことでしょうか。

 眼鏡利用者の最大の問題は、眼鏡を探すのに「眼鏡が必要」ということです。ですから、Bluetoothタグが登場したときは、「早く眼鏡にも!」と思いました。

 そして最近、その願いがついに叶いました。眼鏡専用のBluetoothタグが登場したのです。Global Shopping Networkの「ORBIT GLASSES」です。

ORBIT GLASSES
パッケージの中身。右上が本体、シール、充電器
「ORBIT GLASSES」は眼鏡につけやすいサイズのタグです

 「ORBIT GLASSES」のサイズは幅7.9mm(最大部)×長さ29mm×高さ8.5mm(最大部)で、3M社製の粘着テープで眼鏡フレームに貼り付けて使います。厚さ3mm以上のメガネフレームに対応しているようです。

 バッテリーは充電式で、付属の充電器で充電すると、1回のフル充電で約1カ月使用可能となっています。

充電器
充電時の状態。充電中は青いLEDが点灯します

 すでにあちこちで登場しているBluetoothタグ同様に、スマホの専用アプリから呼び出すことができるほか、タグの現在地がアプリ内の地図で確認できます。スマホとORBIT GLASSESの接続が切れるとアラームが鳴る置き忘れ防止アラーム機能もあります。Amazon Alexaにも対応しているのも特徴です。

ORBITアプリ

 フレームの外に取り付けてみたところ、重さはまったく感じません。髪で隠れやすい位置というのもあり、見た目の違和感もゼロです。

側面につけてみました

 眼鏡が見つからないときは、アプリで「検索 ORBIT GLASSES」ボタンをタップすれば音で場所を教えてくれます。出かける前の眼鏡探しから、ついに解放されました!

 今のところ地図のお世話にはなっていませんが、サングラスなど着脱回数が多い眼鏡の場合は場所を特定しやすいので役立つはずです。

 充電中は眼鏡を使えなくなりますから、充電はやはり寝ている間がよさそうです。

 注意したいのは水濡れです。これまでのように眼鏡をしたまま水に浸からないようにしなくては! 一応予備も購入してありますが、気をつけたいところです。

付けても重さをまったく感じません

 もっとも注目していたのは、Amazon Alexaに対応している点でした。

 見当たらないとき、すぐ声で探せたら最高です。「オービットスキル」はAlexaアプリで「orbit」をキーワードに検索できます。

Alexa用の「オービットスキル」も用意されています

 しかし、今はまだ上手くいかないようです(この点はMakuakeの製品ページに記載があります)。スキルとの連携はできていて「アレクサ、オービットでメガネを見つけて!」という呼びかけにも応じます。

 しかし、残念ながら執筆時点では何度聞いても「すみません。眼鏡は見つかりませんでした。」という返事が返ってくるのみ。

 ちょっと残念ではありますが、眼鏡用というのは待望の製品であり、とりあえず現段階ではアプリで眼鏡の場所が分かるようになったので良しとしましょう。Alexaのスキルの性能については、これからのアップデートに期待しております。

 なんならApple Watchなどのスマートウォッチから呼び出せるようにしていただけるとありがたいですね!

製品名購入元一般販売予定価格
ORBIT GLASSESMakuake6980円