本日の一品
忘れ物防止タグ、「MAMORIO RE」をクルマに使ってみよう
2020年8月19日 06:00
大事なものに取り付けておくことで、スマートフォンからその存在がわかるようになる忘れ物防止タグ「MAMORIO」に、5個セットの「MAMORIO RE」というラインアップが加わった。長方形の小さく薄いタグで、財布なんかに忍ばせておくのに向いているうえに、5個セットなのでいろいろな持ち物を一度に管理できるのがいいところ。シリーズでは初めて自分で電池交換もできるようになり、長く使えるのもありがたい。
MAMORIOは財布やキーホルダーなんかに使うのがやっぱり定番なんだろうけれど、5個もあると惜しげもなく身の回りのものに使い倒したくなってくる。そこで何に使おうかなーと悩んで思いついたのが、クルマだ。もちろんクルマをどこかに置き忘れるなんてことはありえないから、忘れ物防止が目的ではない。クルマをもつ人ならありがちな「広い駐車場のどこに停めたっけ」問題を解決するのに活用できるのでは、と考えたのだ。
MAMORIOのアプリには、「カメラで探す」という機能がある。これは、スマートフォンのAR機能を利用して、カメラ映像にMAORIOのBluetooth電波の強弱を重ねて表示し、MAMORIOの場所を可視化するというものだ。電波を検知すると丸いマークが空中に浮かび上がってプロットされ、電波が強くなるほどマークが赤く見える。なので、マークが赤く見えるところに向かっていけば、そのあたりにMAMORIOがあるということになる。
広い駐車場では、何げなくクルマを駐車してしまい、用事を終えた後どこに停めたのかわからなくなってしまうことがある。でもMAMORIOをクルマの中に置いておけば、ARでサクッとクルマを見つけられるわけだ。問題はどこにMAMORIOをセットするかだけれど、できるだけ外から電波を拾いやすいように運転席側のドアポケットに入れておくことにした。テストしてみた限りでは、以下の画像にあるようにきちんと電波を拾ってクルマを指し示してくれる。ちなみにグローブボックスに入れてみたところではほとんど反応してくれなかった。
この真夏の炎天下で車内が高温になり、MAMORIOに悪影響を与えないかも気になる。だけれど、MAMORIOの仕様としては動作温度が50度までとなっており、これを超えない限りは問題ないと考えられる。試しに35度まで気温が上昇した日にMAMORIOをクルマにセットし、温度計も近くに置いて車内の温度をチェックしてみたが、最高でも46度止まりでなんとかクリア。その後もずっと車内にMAMORIOを入れているが、問題なく動作し続けている。ダッシュボードなど、より高温になる場所には置かない方がいいだろう。
財布2つにキーホルダー、そしてクルマと、今のところ4つもMAMORIO REを活用しているのに、まだ1個余っている。これを何に使うのがいいだろうかと頭を悩ませること自体もちょっと楽しい。子供たちが夏休みということもあるので、MAMORIO REを家のあちこちに仕掛けて、宝物探しゲームをしてみるのも面白そうだなあ、と思ってみたり。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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MAMORIO RE | MAMORIO | 1万2400円(数量限定7980円) |