本日の一品

画面がデカいのはいいことだ、自宅のスマート化が一段と進む「Google Nest Hub」

Google Nest Hub

 筆者の自宅にはスマートスピーカーのGoogle HomeとGoogle Nest Mini、Amazon Echo PlusにAmazon Echo Autoがあり、スマートディスプレイのAmazon Echo Show 5も1台ある。

 画面付きのEcho Show 5にしてから「ディスプレイ付き」の良さをしみじみ実感したのだが、いかんせん昨今のスマートフォンより小さい5型サイズの画面というのが心もとない。

 せっかくの据え置きデバイスなのだから、もうちょっと大画面が欲しい。そう思っていたら、新型発表を控えたタイミングだったからか、7型画面の「Google Nest Hub」が通常の3400円引きとなる6500円でセールされていたので購入してしまった。これでスマートスピーカー系は6台目になるけれど気にしないことにする。

我が家にやってきた7型画面のGoogle Nest Hub
背面側。すっきりしたデザインだ

 7型のNest Hubにしたことで、“+2インチの差”とはいえ、やはり大きな違いを感じる。

 Nest HubではYouTubeやNetflixなど、我が家でよく利用する動画配信サービスを直接視聴できるのだが、5~6型画面のスマートフォンより当然ながらずっと見やすい。数値以上に体感差は大きいようだ。ちなみにEcho Show 5でもYouTubeを視聴できるが、Webブラウザーベースのインターフェースなので操作性の面でそもそも厳しく「見る気が起きない」、というのが正直なところだった。

Echo Show 5(右)との比較。わずか2インチ違いとは思えない差
YouTubeやNetflixをよく見る筆者としては、Nest Hubの方が相性がいいというのもある

 そして、Nest Hubでもう1つよく使う機能が「スマートホーム」の機能。

 これは、Google Homeアプリで連携している家庭内のスマートホーム機器を画面上(もしくは音声認識)で統合的に操作できるようになるものだ。これが思いのほか便利で、毎日活用しまくっている。

「スマートホーム」の画面

 たとえば今までだと、照明を1つオンオフするのにいちいちスマートフォンを取り出して、画面ロックを解除して、Google Homeアプリやスマートホーム機器のアプリを立ち上げて……という手順でやっていたのが、Nest Hubの画面にさっと触れるだけで自在にオンオフ切り替えや明るさレベルを調節できるようになる。音声操作でもいいが、細かな明るさレベルは手で操作した方が早いし簡単だ。

制御できる照明を一覧したところ
照明を素早くコントロール可能。1つの画面内で統合的に制御できるのがすばらしい。Hueだと物理調光スイッチを追加するという選択肢もあるが、コストもばかにならないので……

 以前から常々、家中のスマート機器を集中的にコントロールするためだけの据え置きタブレットが1台欲しいなあ、と考えていたのだが、それに近いことがNest Hubで可能になったわけで、これだけでも購入したかいがあったと思えるほど。子供たちにテレビを占有されていても、Nest Hubがあれば気軽に動画を楽しめるし、満足度はとても高い。

製品名発売元販売価格
Google Nest HubGoogle9900円
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