本日の一品

大きなデジタル時計を探してキングジムのハイブリッド時計に出会った

10年ほど使っていた愛用のLED式のデジタル時計。セグメントのあちこちが消灯していて時々正確な時刻を読み辛くなっていた

 10年近く自室の壁面で使っていた大型のLEDデジタル掛け時計の発光セグメント部分のあちこちに欠けが目立ってきた。暇な時にネットを見ては同一サイズくらいの電波時計を探していたがなかなか見つからなかった。

 年が明けてネットニュースで偶然、「キングジム ザ ラージ タイマークロック」というのを見つけたが、天井近い壁面に設置する類のモノではなさそうだった。いろいろ探していたら、同じくキングジムの「ハイブリッドデジタル電波時計(GDD-001)」という少し前のモデルの大型液晶掛け時計を見つけた。

ハイブリッドデジタル電波時計(GDD-001)

 ハイブリッドの意味するところは恐らく、動作電源としてソーラーシステムを採用していること、加えて温度、湿度なども同一画面で表示できるところからきているのだろうと思う。厳密な意味で温度湿度計とは言えないが、室内で目安に使うにはなかなか便利だろう。

リビングの床においてもなかなかの大きさ
ソーラーバッテリー式だが、基本的には単3電池を2個必要とする

 なぜか届いたパッケージのどこにもキングジムの名前はないが、なかなか大きくて見やすく、期待通りだ。ハイブリッドデジタル電波時計ではあるが、単3電池2個(2年稼働)の装備も必須のようだ。時計本体の設置は、壁掛け穴と簡易な床置きスタンドがあり、壁掛け、床(デスク)置きの両方に対応している。

壁面吊り下げと床置きスタンドの両方に対応する
各種設定はこの6個のスイッチで行う

 各種設定操作は背面下部の操作ボタンで行う。電波時計なので、当然、電波の自動受信スイッチもある。バッテリーを入れて、リセットボタンを押して、自動受信をオンにしてみたが、待てど暮らせど電波を掴まない。まあ都会のマンション暮らしだとよくあること。仕方ないので、インターネット経由で正確な日本標準時を見て調整した結果、その後、正確な日時を刻んでいる。

NTP時計の吹き出す電波の助けで正確な時刻を初めて刻みだしたキングジム ハイブリッドデジタル電波時計
下側からも正面からも極めて視認性の高い大きな文字表示のデジタル時計は自宅でもオフィスでも活躍できる

 本製品を使いだして1カ月、文字は大きく鮮明で、ほぼ真下に近いデスクで作業中でも、廊下を通過しながらでも、いつでも正確な時間を知ることができて極めて便利だ。

唯一残念なのは、暗闇では全く時刻表示が見えないことだ

 唯一残念なのは、以前の発光するLED時計と違って暗闇では全く時刻が読めないことだ。もうしばらく大きな時計探しは続きそうだ。

製品名購入場所価格
キングジム ハイブリッドデジタル電波時計(GDD-001)Amazon9629円(税込)