本日の一品

傷ついた壁を写真で補修、「パソコンパッチ転写タイプ」

 今回ご紹介するのは、デジカメで撮った写真を転写シールにプリントして、壁等の傷を補修をするというアイテム。

 かねてより筆者の部屋は、引き戸の一部が剥げていた。どう直していいかわからないまま、かなり長い間放置してきたが、つい先日ホームセンターで「パソコンパッチ」を見つけて一念発起することにした。

今回は「はがきサイズ」を購入
ひとつに2セット入っている

 まず補修箇所と同じような柄の部分の写真を撮る。写真を実寸で印刷するために、マスキングテープで補修箇所で使うシールのサイズをマークしておく。明るくして撮影するのがポイントだと説明書にあったので、できるだけその説明に沿うよう撮影してみた。

今回の修正箇所。表面に貼られた化粧板が割れている
説明書に「シールを貼る部分は平らにするように」とあったので、表面をパテで整えた
マスキングテープの内側が今回プリントする部分だ。今回は20mm×30mmにした
使いやすい大きさに切ったプリントした面と「のりシート」

 次は画像編集。説明書には画像編集ソフトとExcelを使ってプリントする方法が載っている。何度か色を修正しテストしつつ、いい感じになったので、いざ本番プリント。印刷面が乾いたら、付属の「のりシート」を、上からこすって貼りつける。

 いよいよ剥離紙をはがし、修正箇所に貼りつけて、割り箸のようなものでこすって密着させる。微妙に色が違う……が、筆者の技量では及第点、としておきたい。

余白を切った転写シール。あとは貼るだけ
遠目には色の違いはわからない(と思う)

 少し手間はかかったが、完成してみると満足なできあがり。補修箇所は極めて薄いシールなので、凸凹も目立たない。ただ、普段から画像編集に慣れていないと、シールと補修箇所の色をぴったり合わすのは難しいかもしれない。それでも、さまざまな場所の補修に応用しやすいのもメリットのひとつだし、複雑な模様の部分の補修を考えている際は、この「パソコンパッチ転写タイプ」を選択肢に入れることをおすすめしたい。

製品名購入場所価格
パソコンパッチ 転写タイプ はがきサイズビバホーム953円(税抜)