本日の一品
Suicaの残高がすぐわかるパスケース「nocoly」でチャージ忘れ防止!
2016年6月29日 06:00
Suicaをはじめとする交通系ICカードには、クレジットカードと連携してオートチャージできるものもある。が、筆者は手動でチャージするタイプを愛用中。オートチャージ対応のカードに切り替えたり、管理するクレジットカードが増えたりするのが面倒だからだ。滅多にチャージし忘れることはないのだが、先日はすっかり忘れていて改札で立ち往生してしまった。周囲に人はいなかったがちょっと恥ずかしい時もある……。
今後もこんなことをやらかさないとも限らない。ICカードの残高を調べるスマートフォン向けアプリもいくつかあるが、いちいちアプリを起動して読み取るのはかえって手間がかかる。そこで活用し始めたのがパスケースの「nocoly」(ノコリ―)だ。
「nocoly」は、正面中央のボタンを押すと、ケースに収納しているICカードを読み取り、ケース上の液晶画面に残高を表示するシンプルな仕組みのガジェット。ボタンを押すと瞬時に表示されるというより、ワンテンポおいてから表示される感じだ。
FeliCaのICカードを読み取りできるので、SuicaやPASMO、TOICAなどさまざまな交通系ICカードで利用可能。もちろん本製品にICカードを入れっぱなしでもそのままタッチで支払い可能で、一般的なパスケースと全く同じ感覚で使える。
それまで使っていたパスケースが布製だったのに比べ、本製品はプラスチックのような硬い素材なので、最初は使っていてちょっと違和感があった。けれど、角は丸みを帯びて硬いものの、持っていて痛いと感じることはない。長期間使用時の耐久性はまだ未知数だが、電池含めて約24gと軽量で、落としたら即座に壊れる、ということもなさそうだ。
ところで、電源となるCR2016型電池を本体側面から脱着できるそうなのだが、カバーが固すぎて、力を込めた時に壊してしまいそう……。電池寿命は約1年らしいので今はあまり気にしないようにしているが、長く使い続けることの多いアイテムであることを考えると、やや不安。また、約3000円とパスケースとしては比較的高額なところも気にはなる。
筆者の場合は本製品を導入したことで、気になった時にその場でICカードの残高をチェックするクセがつきつつある。残高不足になる前に気付いてチャージできるようになったので、二度と自動改札で渋滞を引き起こすこともない、はずだ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
---|---|---|
nocoly | ブライトンネット | 3218円 |