てっぱんアプリ!

リモートデスクトップは「Windows App」に移行、クラウドPCも使える
2025年4月11日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
新たに登場した「Windows App」は、Windowsのリモートデスクトップ機能や、クラウド型のOS(リモートデスクトップ)サービスなどに接続できるポータル的なアプリだ。どんな風に使えるのか、チェックしてみよう。
Remote Desktopアプリの後継ツールとして利用可能
「Windows App」アプリは、マイクロソフトが提供するデバイス・アプリ接続サービス。スマホに限らず、PCのアプリケーションやWebブラウザ版なども、同じようにWindows Appという名称で展開している。
本アプリができることの1つは、ローカルやインターネット上のWindowsパソコンへのリモート接続。提供が終了したスマホ向けRemote Desktopアプリの代替となる。Windows 11 ProやEnterpriseなど、リモートデスクトップ機能を備えたパソコンにネットワーク経由で接続して、そのパソコンの機能を間接的に利用可能だ。
画面は仮想キーボードと仮想的なマウスで操作できる。マウスについては、画面をなぞったりタップしたりしてマウスカーソルを操作するモードと、スマホのように画面内の要素を直接タッチ操作できるモードの2種類。スマホからリモート接続している場合は、後者のモードの方がより直感的に扱えそうだ。
クラウド型のリモートデスクトップで、いつでもどこでもアクセス
クラウド型のリモートデスクトップサービスであるWindows 365や、Azure Virtual Desktop、開発者向けのMicrosoft Dev Boxなどにも接続できる。この場合は、組織や学校向けのMicrosoft アカウントと各サービスの契約が必要で、契約内容に応じた料金の支払いも発生する。
クラウド型のリモートデスクトップでは、モバイルネットワークやWi-Fiを使ってインターネットに接続できる状態なら、WindowsなどのOSやその上で動作するアプリケーションを、どこにいても自分専用のものとして使えるのがメリット。
普段はMacだけれど、会社のシステムの都合上Windowsも時々使う必要がある、というようなときにも活躍するだろう。