てっぱんアプリ!

カメラ撮影でゴミや不要品の分別・再利用方法がわかる「Trash Lens」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Trash Lens
開発者: Trash Lens株式会社
価格: 無料
対応OS: iOS 15.6 以降、Android 6.0 以上
カテゴリ: ツール

 粗大ゴミになるような大きなものは、処分の仕方に迷いがち。自治体によっても対応が変わるし、まだ使えそうな不要品となると捨てるのももったいない。そんなときに活躍してくれるアプリが「Trash Lens」だ。

ゴミや不要品の処分方法をAIで判定してくれる「Trash Lens」

不要品の捨て方に加えて中古買取なども提案

 「Trash Lens」は、ゴミや不要品の処分方法を自動判定してくれるアプリ。処分したいものをカメラ撮影すると、AIによってそれが何であるかを判定し、適切な分別の仕方や処分方法を表示する。さらにリサイクルやアップサイクルなどほかの活用先についても教えてくれる、というのが特徴的な点だ。

 たとえばスマホ自体を撮影してみると、正しくスマホと判定されて、あらかじめ設定した地域におけるゴミの処分方法を表示する。さらに、スマホを買い取りしてくれる可能性のある近くのショップも提示するなど、捨てる以外の方法も知ることが可能だ。

「タップしてスキャン」をタップ
スマホを撮影してみる
AIでスマホと判定され、あらかじめ指定した自治体における適切な処分方法が提示
お店に買い取ってもらう、という提案も

全国400以上の自治体に対応、アップサイクルするアイデアも

 粗大ゴミになるような大きなものや電子機器だけでなく、缶やペットボトルのような一般的なゴミも撮影して自動判定できる。ゴミや不要品の処分の仕方は自治体によって異なるが、2025年3月現在は全国400以上の自治体に対応。いちいちWeb検索したり問い合わせたりしなくても、住んでいる地域の適切な処分方法がすぐに分かるのは楽ちんだ。

 不要品を素材にして新たなものに作り変えるDIYアイデアのコラムも掲載されているほか、自分のリサイクルアイデアを投稿することもできるようになっている。本アプリをきっかけに、ゴミをできる限り減らし、無駄の少ないエコな暮らしを心がけてみてはいかがだろうか。

缶も正確に判定、ゴミの日の正しい出し方も分かる
2025年3月現在、北海道から沖縄まで全国400以上の自治体に対応