てっぱんアプリ!

ロック解除しなくても地図表示&AR、道に迷わせない「Google マップ」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Google マップ
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 14.0 以降、Android OS
カテゴリ: ナビ

 地図アプリにナビしてもらうとき、画面をずっと注視するわけにはいかないし、画面オンのままにしておくのも電池がもったいないから、せめて次の曲がり角まで画面をオフにしたい。と思うけれど、再度地図表示するときにはロック解除が必要になって面倒……。そんな手間が「Google マップ」の新機能で解消する。AR表示も組み合わせれば、迷わず、最短でたどり着けるはずだ。

「ひと目でわかる方向案内」機能が追加された「Google マップ」

画面オンオフを繰り返しながらのナビも楽ちんに

 「Google マップ」に最近になって新たに追加されたのが、「ひと目でわかる方向案内」と呼ばれる機能。これは、目的地までのナビゲーションを設定しているときに、いったんスマートフォンの画面をオフにしても、再度オンにしたときにすぐにナビゲーション画面を表示してくれるものだ。

 パスコードや指紋などで画面ロックの設定をしている場合でも、ロック解除の操作をすることなく即座に地図画面を表示して、まさに「ひと目で」ルートや現在地がわかるようになる。

 また、これまでは自動車でのルート案内のときのみ、ルートを外れた場合に再探索して新しいルートを表示していたが、徒歩や自転車で移動するときも同じようにリルートしてくれるようになった。

 これらはあまり目立たないちょっとした機能改善ではあるけれど、実用性が高く、気軽に画面をオンオフして安全に移動できるという意味でも有効。iOSでもロック画面内でアプリ表示する「ライブアクティビティ」という仕組みに対応しており、Androidと同じように利用可能だ。

 そして、これと組み合わせるとさらに便利になるのが「ライブビュー」機能。ARにより、近隣施設の情報や目的地までの方向指示を周囲の風景に重ねて表示するもので、ナビ中にこの機能を利用しているときももちろんロック解除は不要。

 スマートフォンのカメラで風景を映すように立てて構えるとライブビューによるAR表示になり、スマートフォンを寝かせるようにすると2Dの地図表示に切り替わるようにもなっている。建物が密集しているような迷いやすい場所でも、2Dと3Dの案内で直感的に行くべき方向が理解できるだろう。

目的地をタップして「ナビ開始」ボタンを押す
徒歩のときのルート表示画面。画面をオフにした後、オンにすると、すぐにこの画面が再表示される
「ライブビュー」機能を起動して周囲の風景を映せば……
風景のなかに実在するかのような矢印で方向を指示してくれる
曲がり角をわかりやすく表示
目的地に到着