てっぱんアプリ!

スマホのバッテリー寿命を延ばしたいなら「Battery Charge Notifier」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Battery Charge Notifier
開発者: Utopi
価格: 無料
対応OS: Android OS
カテゴリ: ツール

 スマートフォンを1日中たっぷり使い倒したいがために、就寝中に充電しておいて、毎朝フル充電スタートにしている、という人もいるだろう。でももしかしたら、それは反対にバッテリーの寿命を短くしているのかも。末長くスマートフォンを使いたいなら「Battery Charge Notifier」を活用してみては?

バッテリーの充電管理に便利な「Battery Charge Notifier」

指定したバッテリー残量になったらプッシュ通知

 「Battery Charge Notifier」は、バッテリー残量があらかじめ指定したパーセンテージになったときにプッシュ通知してくれるアプリ。通知があったときに手動で充電を開始または解除することで、バッテリー劣化の抑制を図れるというものだ。

 多くのスマートフォンが搭載しているリチウムイオンバッテリーは、100%の満充電状態が続くと劣化しやすい特性がある。そのため、機種によってはあえて満充電前の状態で充電処理を停止する機能を備えていたり、満充電が継続しないように充放電を細かく繰り返す仕組みになっていたりするものがある。

 ただ、満充電前に給電を停止する機能のなかには、85%など一定の割合しか設定できないことがある。また、満充電付近で充放電を繰り返す仕組みになっていたとしても、できるだけ寿命を延ばしたいのであれば、やはり事前に充電をストップさせたい。そういったときに本アプリの出番というわけだ。

設定画面で通知タイミングなどを設定する
最初に現れる通知の許可設定は、確実に「許可」しよう
「High Battery Level」で充電中に通知するバッテリー残量を指定
「Low Battery Level」では放電中(充電していないとき)に通知するバッテリー残量を指定する

通知のスヌーズや通知しない時間帯の設定もOK

 充電割合に応じた通知のタイミングは、充電中と放電中の2つを設定可能。1%単位で指定でき、たとえば充電中に80%に達したときと、放電中に30%に達したときに通知するような設定が考えられる。80%になったら充電ケーブルを抜き、30%になったらできるだけ早めに充電を始める、といったアクションを心がけることで、バッテリー寿命を延ばせるかもしれない。

 通知に気付かないまま満充電状態になってしまわないように、一定間隔で通知を繰り返すスヌーズのような機能や、夜間の就寝中など通知してほしくない時間帯を設定する機能も備えるなど、安心して活用できるようにする気配りもうれしい。在宅勤務が多く、フル充電する必要があまりない環境なら、試してみてはいかがだろうか。

バッテリー残量が80%になったことがプッシュ通知されたら、すぐに充電ケーブルを抜こう
通知方法を細かくカスタマイズする設定もある
通知を一定間隔で繰り返したいときは「Repeat Period」を設定
通知しない時間帯を指定したいときは「Down Time」を有効にして、開始時間と終了時間を決める