てっぱんアプリ!

使いやすさ、見やすさ大幅アップ! 自転車レンタル「ドコモ・バイクシェア」新アプリが登場!!

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: ドコモ・バイクシェア
開発者: 株式会社ドコモ・バイクシェア
価格: 無料
対応OS: iOS 11.0 以降、Android 6.0 以上
カテゴリ: 旅行
ダウンロード:  iOS Android

 サービス開始から5年目を迎え、都市内移動の足として市民権を得た感のある「ドコモ・バイクシェア」。その公式アプリが刷新し、既存のものとは異なる別アプリとしてリリースされた。そこで、改めてこの「ドコモ・バイクシェア」アプリの特徴や利用方法をチェックしてみたい。

わかりやすい画面表示でよりスムーズな利用が可能になった「ドコモ・バイクシェア」

安価な料金で電動アシスト自転車をレンタル

 「ドコモ・バイクシェア」は、東京都区部ほか、全国の主要都市などで展開しているシェアサイクルサービスを便利に利用するためのアプリ。サービスの内容としては、各地に設置されているサイクルポート(専用自転車駐輪場)にあるレンタル自転車を、30分間百数十円程度の安価な料金で借りたり、一定額の月額料金で乗り放題になるというもの。

 これまでにもサイクルポートの設置場所を地図から探したり、レンタルするために必要なパスコードを取得したり、あるいはICカードを自転車の鍵にする設定や決済方法の指定をしたり、といったことが可能なアプリが提供されてきた。今回の新アプリは、それらの操作をより容易にすることを狙ってリリースしたものとなる。

引き出し・収納可能なメニューが画面下部に表示されるスタイル

自転車の台数、1台1台のバッテリー残量を事前にチェック可

 既存アプリと比較したときの大きな違いは、地図上にプロットされるサイクルポートのマークそれぞれに、現在利用可能な自転車が何台あるかが表示されるようになっていること。これにより、今までマークをタップするまでわからなかった実際の利用可能な自転車を即座に把握でき、台数の少ない最寄りのサイクルポートより、ちょっと離れていても豊富に揃っているサイクルポートを選ぶ、という判断が素早くできるようになる。

 サイクルポートに駐輪している電動アシスト自転車1台1台のバッテリー残量も一覧で容易に確認できるようになったので、サイクルポートまで行ってみたら実用的に走れる自転車が1台もなかった、というような失敗も防げる。借りたい時間や距離を十分にまかなえるバッテリー残量の自転車が近くに存在するかどうか、という観点で確認するときにも活用できそうだ。

地図上にプロットされるピンマークに現在駐輪している台数が表示されるように
サイクルポートの詳細情報画面。具体的な住所がわかるほか地図のナビ機能を使った案内機能も使える
サイクルポートにある自転車それぞれのバッテリー容量をチェック

返却したかどうかをプッシュ通知ですぐ確認

 自転車を借りるときは、あらかじめおサイフケータイ機能を搭載するスマートフォンや、交通系ICカードなどを用意して、それを自転車の鍵として登録する。加えて、決済方法としてクレジットカードかドコモ払いを指定し、情報登録しておかなければならない。これらの設定・手続きは以前はWebサイト上で行なっていたが、今回はアプリ上で完結するようになった。

 以上の設定・手続きが完了すれば、いつでも事前予約、もしくは現地のサイクルポートでその場でレンタルすることが可能。事前予約したときは、発行される4桁のパスコードを車体の端末で入力するだけで利用開始でき、その場でレンタルするときはスマートフォン(ICカード)を車体の端末にかざすだけでOK。返却は施錠後、車体の端末の「ENTER」キーを押すだけだ。

 従来は返却完了の通知がメールのみだったため、返却できたかどうかすぐに確認できないこともあった。しかし、新アプリでは返却手続きが完了すればプッシュ通知で教えてくれるので、返却手続きのミスで料金が加算され続ける、といったような間違いもない。使いやすさが向上しただけでなく、サービスとしての安心度も高まったと言えるだろう。

おサイフケータイやICカードを自転車の鍵として登録するには、パスコードを自転車に入力する
決済手段はクレジットカードとドコモ払いの2種類
自転車を予約すると、地図表示の画面上部で予約していることがわかる。20分以内に乗り始める必要がある
返却の操作をするとすかさずプッシュ通知が飛んでくる。確実な返却が可能だ