てっぱんアプリ!

バッテリーに優しい充電で、将来的にスマホを長持ちさせる「Battery Lifespan Extender」
2019年9月27日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Battery Lifespan Extender
開発者: Dominik Nožka
価格: 無料
対応OS: Android 4.0.3 以上
カテゴリ: ツール
ダウンロード: Android
リリースされたばかりのiOS 13や、Android 9以降では、AI処理によって充電抑制などを行なってバッテリーの劣化を抑え、寿命を延ばす機能が追加されている。他の端末でも同じようにバッテリーの劣化を防止するにはどうしたらよいだろうか。その解決策になりそうなのが「Battery Lifespan Extender」だ。
一定以上・以下のバッテリー残量で通知
「Battery Lifespan Extender」は、バッテリーの充電しすぎ、放電しすぎを抑制できるようにし、バッテリーの劣化抑制を狙ったアプリ。スマートフォンが搭載するバッテリーは、一定レベル以上まで頻繁に充電したりすると劣化が早まり、スマートフォンを使える時間が短くなると言われている。本アプリは、そういったバッテリー負荷を軽減する機能を複数備えている。
その1つが、一定以上または一定以下の充電レベルになるとアラームやプッシュ通知で教えてくれる機能。たとえば充電中はバッテリー残量が80%になったら、放電中は20%になったら、それぞれ通知するように設定できる。通知のあったタイミングで充電を中断、あるいは給電を開始することで、バッテリーに優しい使い方ができるようになる。もちろん通知タイミングは変更可能なので、使い勝手とのバランスを考えて充電時の残量を90%に、放電中は10%に、といった設定も可能だ。
バッテリーの温度監視と、寿命の伸びを推測する機能も
もう1つはバッテリーの温度に応じて通知する機能。こちらも指定値以上の温度になるか、もしくは指定値以下の温度を検出した際に、同じくアラームやプッシュ通知で知ることができる。充電しながらゲームをプレーするなど、負荷の高い使い方をしているようなときに、加熱した状態で使い続けているとやはりバッテリーの寿命が短くなってしまうかもしれない。温度が上がりすぎて通知が来たら、スマートフォンを休めて人間も休憩するのが良いだろう。
なお、こうしたバッテリーに優しい使い方をし続けた場合に、バッテリーの寿命がどれくらい延びるかを推測する機能もある。アプリ内課金で機能追加する形になるが、できるだけ長くスマートフォンを使い続けたいなら活用したいところだ。