てっぱんアプリ!

ブラウザーなのにランチャーとしても使えて、料金節約にも役立つ「Google Go」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Google Go
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: Android OS
カテゴリ: ツール
ダウンロード:  Android

 主に新興国向けに、性能がそれほど高くないスマートフォンでも快適にブラウジングできるようにするのを目的として開発されたWebブラウザー「Google Go」。「軽量」をウリにしてはいるものの、実用性の高い機能を集約する形で進化してきている。もしかすると標準のWebブラウザーであるChromeよりも便利に使えるかも?

ランチャー的な使い方もできるWebブラウザー「Google Go」

Google Lensを統合。検索、アプリ起動が素早くできるアプリ画面

 「Google Go」は、アプリのサイズが小さく、動作も軽快なWebブラウザー。インストールに必要なアプリサイズが数MB程度からと小さいのでストレージの空き容量を圧迫せず、機能も最小限に絞っていることから性能の高くないスマートフォンでも快適に利用できるのを特徴としている。それに加えて、Webブラウザーでありながら、ホームアプリの代わりに使えそうなほどランチャーとしての機能が充実しているところも注目だ。

 起動すると最初に表示されるアプリのホーム画面には、キーワード・音声検索をするための検索窓と、カメラで撮影した被写体から文言を抽出して翻訳したり、検索したりできるGoogle Lensの機能を統合している。ユーザーが関心のある分野のニュースを表示するDiscoverにはワンタップでアクセスでき、インストールしているアプリや、人気のあるアプリ・Webコンテンツへのショートカットも並んでいて、すぐにそれらを起動できる。

アプリ起動直後の画面はランチャーのよう
アプリやWebサイトがカテゴリー分けされ、ワンタップで起動・アクセスできる
Google Lensを素早く起動して画像内の文言を翻訳、検索することも可能

データ圧縮による通信量節約、コンテンツの音声再生も

 もちろんWebブラウザーなのであらゆるWebサイトを閲覧できるが、ページを表示するときにはそのデータを圧縮して受信する「ライトモード」で通信量の節約につなげることもできる。さらにニュースサイトやWikipediaなどのページを表示しているとき、画面下部中央にある再生ボタンが有効になっていれば、ワンタップするだけでそのWebコンテンツの内容を音声で読み上げる機能もある。

 起動直後のアプリ画面に日常利用に必要なツールがまとまっているため、本アプリを軸にしてスマートフォンを使いこなすのもアリだし、高速通信の月間通信量を節約するのにももってこい。ただし、通信量を節約するライトモードがオンになっていると正しく表示されないWebページも一部ある。そういうときでもChromeなどの標準ブラウザーで同じページに簡単にアクセスし直せるので安心だ。

「ライトモード」を有効にするとコンテンツを受信する際の通信量を節約できる
ページ表示に問題が出たときは「ブラウザで開く」を選べば標準ブラウザーで開き直せる
Webサイトによってはコンテンツを音声再生可能。画面を注視できないときに便利