てっぱんアプリ!
気まぐれな天候もグラフィカルに先読みする「Windy」
2018年8月31日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Windy
開発者: Windyty SE
価格: 無料
対応OS: iOS 9.0 以降、Android OS
カテゴリ: 天気
ダウンロード: iOS Android
例年であれば9月も台風が多く、秋になれば空模様は不安定になりがち。天気予報をこまめにチェックしていても、「曇りのち雨」や「降水確率○%」のような大まかな予報は頼りにならないときもある。そんなときは、今とこれからの天候を、視覚的にわかりやすく知ることができる「Windy」を使ってみよう。
風の向きや雨雲、気温の分布などが地図上でわかる
気象観測データを元にしたあらゆる気象情報を見ることができるアプリが「Windy」。気象レーダーによる降雨の状況、風の向き、雨量、気温、雨雲の様子、海の波の高さなどがわかる。最大の特徴は、それらの情報を地図上に色や図形のアニメーションで表現して容易に把握できること。
地図を拡大・縮小しながら、日本周辺や世界各地の広い範囲だけでなく、自宅周りの狭い範囲も自由に表示でき、そのエリアの風の流れを見たり、雨雲の位置をチェックしたり、暑い場所と涼しい場所を見つけたりできる。地図上の好きな場所をタップすれば、そのポイントを含むエリアの時間経過による天候変化を数値で確認することも可能だ。
数日後の天候もグラフィカルに。自分に合うデータソースを
画面下に表示されているスライダーを左右に動かすだけで、過去から未来にかけての天候状況を地図上で素早く再現・予測する機能もある。例えば、外出予定になっている1時間後の雨雲の位置をあらかじめ把握して雨具を準備したり、週末の風の向きと気温を見てレジャーの目的地を検討したり、といった使い方ができる。
これらの気象情報、天候予測は欧米の気象関連研究機関のデータを元にしており、3種類あるデータソースから切り替えて表示できるほか、天候予測をそれぞれ横並びにして比較することも可能になっている。しばらく使ってみて、体感的に予報が合っていると思えるデータソースを選ぶのも良いだろう。