てっぱんアプリ!
訪問先の整理、巡回ルートの共有に「Google マイマップ」
2018年9月7日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Google マイマップ
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: Android 4.0.3 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: Android
バージョンアップを重ねてどんどん便利になっているGoogle マップ。でも意外に苦手なのが、地図上に独自のルートをメモしたり、他の人とも共有したいスポットを整理したりといった“自分用の地図”の作成だ。そこで活用したいのが「Google マイマップ」。自分やチームの仕事が捗る“地図作り”が可能になる。
スポットのマークや線の描画で地図作成。レイヤー機能も
Google マップ上にメモするかのように、スポットをマークしたり線を描いたりできるアプリが「Google マイマップ」。地図上のスポット名や任意の場所をタップして、その場所にテキストメモ付きでピンを立てることができる。さらに地図上に自由に線を引いて、Google マップの経路探索ではカバーできない複雑な道順、抜け道などを指し示すことも可能だ。スポットや線を追加した地図は名前を付けて「自作の地図」として保存しておける。
複数のピンと線を追加したとき、それらを種類や目的別に“レイヤー”で分けて登録する機能もある。例えば大量にスポット登録するときにジャンルごとにレイヤーで分類しておけば、後で各レイヤーの表示・非表示を切り替えるだけで特定ジャンルのスポットを効率良くチェックできるわけだ。複雑なルートを描いた線も、レイヤーに分解しておくことでわかりやすくなる。線は一区切りごとの距離も表示され、移動にかかる時間も想像しやすい。
“地図”の共有でチームの業務効率を高める
スポットや線を追加して作成した“地図”は他の人と簡単に共有できるようになっている。メールアプリやメッセージアプリなどと連携して渡したリンクに相手がアクセスするだけで、スポットや線が追加された全く同じ“地図”を閲覧可能だ。通常のマップアプリの「マイプレイス」機能から確認できるようにもなっているので、スポットなどの編集の必要がなければ、以降はいつも使っているマップアプリだけで参照できる。
こうした“自分用の地図”を作ることで、仕事でも出張や営業で訪問する先のスポットとその巡回ルートなどをわかりやすくまとめておける。会社の同じ部署のメンバーと共有し、それぞれが“地図”を再編集して最新の状態を保つようにしたり、他の人へ仕事を引き継ぐ際に活用したりと、さまざまな使い方ができそうだ。