てっぱんアプリ!
操作せずに記録も可能。「Google Fit」で今年こそは運動を継続しよう
2017年1月13日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Google Fit
開発者: Google Inc.
価格: 無料
対応OS: Android OS
カテゴリ: 健康・医療
ダウンロード: Android
正月をのんびり過ごしていたら、知らず知らずのうちに体重が増えていた……という人も少なくないはずだ。じゃあさっそくダイエット! と言うのは簡単でも、普段しないランニングや筋力トレーニングにいきなり挑戦するのは難しい。アプリの助けを借りるにしても、運動ごとにいちいちアプリを起動するのも手間だ。でも「Google Fit」なら、いつもの生活の延長線上で運動し、たるんだ身体を引き締められるかもしれない。
スキーやスケート、ヨガや瞑想まで記録できる
「Google Fit」は、Googleが提供するフィットネスサポートアプリ。ランニングやサイクリング、筋力トレーニングのような、特定のスポーツやエクササイズに特化したアプリとは異なり、スキー、アイススケート、エアロビクス、サッカー、ハイキング、水泳から武術、瞑想まで、あらゆる運動やアクティビティに使えるのが特徴となっている。
簡単な使い方の1つは、自分が取り組んだアクティビティの実施日時、継続時間、移動距離、歩数を記入して“自己申告”するというもの。選んだアクティビティと入力した継続時間などに応じて消費カロリーが自動入力されるようになっている。完全に正確な数値にはならないかもしれないが、どんな運動をどれだけやって、どれくらいカロリーを消費したか、という目安の記録は簡単に残せるわけだ。
やる気が出た時は目標設定してトレーニングを実践
ランニングやウォーキングについては、端末を持って移動するだけで自動で距離や歩数、実施場所が記録されるため、手動入力の必要はない。つまり、徒歩に関わるアクティビティは何も意識することなしに記録され、それ以外の運動については後から空いた時間に入力すればOKということで、肩肘張らずに日々のフィットネス活動の履歴をアプリに残していけるだろう。
また、普段からよく実践している運動やアクティビティは、明示的にスタートして記録したり、目標を定めて進捗を管理したりできる。例えばランニングを週に何回行うか、1日に何km走るか、といった目標を設定しておくことで、目標の内容と達成度合いがグラフィカルに表示される。一定期間内にあとどれくらい運動すれば目標に到達するかが明確になり、危機感やモチベーションも高まるに違いない。
外部デバイスとの連携もOKな自由度の高いツール
体重は定期的に計測して手動入力し、運動の進捗とともに増減の推移をグラフ化してチェック可能。Android Wearやその他のフィットネスデバイスと連携した体重、心拍数、睡眠などの計測、モニタリングにも対応し、どれくらいのペースで運動するべきかの指針とすることもできる。
実際の運動内容をリアルタイムに記録していくのが前提のフィットネスアプリとは違って、操作しなくても一部のアクティビティは自動で記録され、気が向いた時は目標に向かって努力することもできる、自由度の高い使い勝手が魅力。無理せずとも自然とデータが残って運動を“継続”できるので、肉体的にも精神的にも“健康第一”で取り組めるはずだ。