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グーグル、Fitbitを買収
2019年11月4日 10:36
米グーグルは、ウェアラブル製品を手がけるFitbit(フィットビット)を買収すると発表した。
これまでグーグルは、スマートウォッチ向けソフトウェアプラットフォーム「Wear OS by Google」や、Androidスマートフォン向けアプリ「Google Fit」を提供してきた。
グーグルのデバイス・サービス部門上級副社長であるリック・オスターロー氏は「Fitbitは、ウェアラブル分野における真のパイオニア」と評価。今後、両社のAI、ソフトウェア、ハードウェアを統合して、ウェアラブルの革新を進めるとしている。
買収にあたり、健康関連の情報が重要な個人情報であることを踏まえ、「ウェアラブルを備えた他の製品と同様に、収集するデータとその理由について透明性を保つ」とグーグルでは説明。その個人情報を他社に販売することはなく、Fitbitの健康関連データがグーグルの広告にも用いられないとあわせて表明した。Fitbitユーザーにはデータの削除や移動などもできるようにする。