てっぱんアプリ！
出前迅速！家事のやる気が出ない年明けは「UberEATS」で注文しちゃう？
2017年1月6日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します！
アプリ名： UberEATS
開発者： Uber Technologies, Inc.
価格： 無料
対応OS： iOS 8.0 以降、Android 4.1 以上
カテゴリ： ショッピング
ダウンロード： iOS Android
2016年9月29日から日本でもスタートしたフードデリバリーサービス「UberEATS」。従来のように店舗の従業員が自前で届けるのと違って、配達人として登録した事業者や一般の人が代わりに料理を届ける仕組みで、これまでデリバリーサービスを提供していなかった店舗でも出前が可能になるのが特徴の1つとなっている。実際のところどのように届けられるのか、注文してみた。
サービス提供範囲は都内の一部
「UberEATS」は、配車サービスで知られるUberが手がけるフードデリバリーサービス。要するに料理の出前サービスだ。最初に届けてほしい自宅住所などを入力すると、サービスの提供エリア内かどうかが判定され、配達可能な地域であればUberEATSと契約している近隣のレストランなどが表示される。クレジットカード情報を登録すれば、すぐに料理の出前注文が可能だ。
12月中旬現在、サービスエリアは東京・渋谷区を中心に、新宿区、千代田区、港区、品川区、世田谷区など（の一部）。今のところはまだかなり限定された範囲ではあるが、徐々に提供エリアを拡大している。筆者のオフィスがある渋谷区初台も、12月12日にサービスの利用が可能になったばかりだ。
昼時でも1時間足らずで配達注文に対応
店舗の一覧では、営業時間外はサムネイルが暗く表示され、営業時間内になれば注文が可能になる。今回は、筆者のオフィスがある東京・初台から直線距離で約1.7km、クルマで3.5km離れた原宿駅近くのシンガポール料理のお店に注文した。
注文時刻は11時30分で、配達時間の目安は34～45分という表示。一般的な出前だとこの時間帯はもっと混雑すると思われるが、サービスの性質上柔軟にデリバリーに対応できるためなのか、利用者がまだそれほど多くないせいなのか、スムーズに配達してくれそうだ。
注文の際はアプリ上で料理を選んでいく形になり、今回のシンガポール料理は、好きな商品をカートに入れた後、トッピングもシステマチックに追加できるようになっていた。注文内容が決まると明細が表示され、使用するクレジットカードを確認して注文を確定する。即座に店舗には発注されるが、もし間違えてしまった場合でも直後であればキャンセルできる。
かかった時間は30分。自転車などで迅速かつフレキシブルにお届け
注文後は処理ステータスがタイムライン風に表示され、配達予定時刻もわかる。11時30分ちょうどに注文した今回、当初の予定時刻は12時11分を指していたが、ステータスが進むにつれ少しずつ早まり、最終的に到着したのは12時ちょうど。わずか30分という短時間で料理を受け取ることができた。支払いはクレジットカードからの引き落としのため、受け取り時に代金を支払わなくて済むのも気が楽だ。
配達中には地図が表示され、配達人が今どこを移動しているのかも随時チェック可能。ただ、筆者の環境では配達中に地図が表示されず、しかし同時に同じオフィスから注文した他のユーザーの画面ではほぼリアルタイムに近い形で配達人の位置情報を知ることができるようになっていた。
料理を届けてくれた配達人は自転車を利用しており、UberEATSの配達業務を本業としているとのこと。他にも自転車で配達している人は多いようで、車両一方通行の多い都内の入り組んだ道でも迅速に届けやすいものと思われる。
なお、今回同じオフィスから2人、それぞれが数分の時間差でアプリ上から同じシンガポール料理を注文したが、同一の配達人が一度に届けてくれた。システム化されてはいるものの、ある程度フレキシブルな対応も可能になっているようだ。
