スタパ齋藤のApple野郎

iPhone 12のカメラレンズを守りたいッ!!! どうやって?

iPhoneカメラをレンズカバーで保護したらどうよ?

 以前にiPhoneを顕微鏡にするという記事を書いた。iPhone 11 Pro Max用ハードジャケットに顕微鏡機能が付いていて、これを使うとiPhoneのカメラ機能で顕微鏡撮影ができるというものだ。

Ulanzi「U-Lens Microscope For iPhone 11 Pro Max」。ケース側のカメラ部に400倍率レンズが搭載されていて、iPhoneを顕微鏡に変身させるという製品。現在は在庫切れ? もしかしたらディスコンかも

 このケースを装着して撮った写真が以下のもの。ケース側レンズ前面には白色LEDライトが内蔵されていたりして、予想以上にキレイな顕微鏡写真が撮れた。

 でまあ、この製品はiPhone顕微鏡化ケースとしてイイ感じだったのだが、最近「あっこのケース……」と思い、別の用途で使ってみた。iPhone 11 Pro Maxのレンズ保護のためのケースとして使ったのだ。

 この顕微鏡ケース、顕微鏡プレートをケースに装着して顕微鏡撮影Readyとした場合、iPhoneのレンズは外に露出しない。iPhoneでフツーに撮影する場合は顕微鏡を内蔵したプレートを取り外す仕様。じゃあ、撮影時にプレートを外す方式のレンズ保護ケースとして使えばいいじゃな〜い♪ というわけだ。

 で、使ってみたら、まあまあ実用的。iPhone 11 Pro Maxでの撮影時にプレートを外すという一手間はあるものの、レンズ面に指紋やホコリがまず付かない。携帯時はレンズ面が何かに触れることがないので、レンズに傷が付かないのもナイス。

 むむむ!!! ならば最新の俺的メイン端末iPhone 12 Pro Maxにも、このケースを装着してゆきたい!!!

 と、短絡的に思ったが、上記顕微鏡ケースは廃ってしまったのか、iPhone 11用もiPhone 12用もナイ。てゅーか、顕微鏡機能は今とりあえず必要ナイから、レンズカバー付きiPhone 12 Pro Maxを探せばいいんだっつーの>俺!!! というわけで、探してゆく。

な〜んだ、スライド式レンズ保護カバー付きケースって、あるじゃん!!!

 見つけたのは、AmazonにあったNillkinブランドのレンズ保護カバー付きケース。あっさりと発見。iPhone 12 Pro Max用、iPhone 12 mini用、iPhone 12/12Pro用があった。ので、iPhone 12 Pro Max用とiPhone 12 mini用を購入した。1400円くらい。

 そしてその使用感は、なかなかイイ!!! レンズはケースと同じ素材の樹脂カバーで保護され、そのカバーはスライド式。撮影時にスライドさせてレンズを露出させ、撮影が済んだらスライドさせてレンズを保護。シンプルだが非常に実用的で、レンズが汚れることはほとんどなく、携帯時にレンズが傷つくこともない。

 もちろん、このカバーを装着しても、写真にケラレなどは生じず、フツーにキレイに撮れる。レンズ保護フィルムなどと違って画質劣化は一切ないわけだ。素晴らしい!!!

 のだが……微妙な点が2つ。ひとつは、iPhone 12 Pro Max用ケースのほーのスライド式レンズカバーが、なんかこう、引っかかって、動きが渋くて、スライドさせにくい!!!

 レンズカバーを外して(わりと簡単に外れる)よく見たら、工作精度が低く、バリみたいなものがあった。これが引っかかってスライド時の動きが悪いのであろう。

 結局このバリのようなモノをカッターで除去。そしたら少し動きが良くなった。ちなみに、iPhone 12 mini用のほーはレンズカバーの動きは快適なのであった。まあ、ケースの個体差によるものなんでしょうな、こういう可動部の動き云々は。

 もうひとつの微妙な点は、ケースを装着するとiPhone背面の色が見えなくなること。俺のiPhone 12 miniの可愛いレッドが、ケースにより全く無意味に!!! 超絶悲しいゼ!!!

アーッ!!! 背面半透明のスライド式レンズ保護カバー付きケースがあるーッ!!!

 iPhone 12 miniのRedに意味がない。iPhone 12 miniのRedに意味がない。iPhone 12 miniのRedに意味がない。iPhone 12 miniのRedに意味がない。iPhone 12 miniのRedに意味がない。iPhone 12 miniのRedに意味がない。スタパはそのうち気が狂う。スタパはそのうち気が狂う。スタパはそのうち気が狂う。スタパはそのうち気が狂う。スタパはそのうち気が狂う。スタパはそのうち気が狂う。って、そーんなにiPhone 12 miniの赤が好きかよ>俺!!! 好きっス!!!

 というわけで、レンズカバー付きのケースで、背面が透明なのを探してゆく。絶対に探してゆく!!! と根気強く検索しまくっていたら、au PAYマーケットにてiPhone 12シリーズ用のスライド式レンズ保護カバー付きケースを大発見。背面は半透明で、アクセントカラーも豊富。愛度ショップ(https://wowma.jp/item/451572417)にて税込780円で売られていた。↓こんなの。

 背面トランスルーセントのiPhone 12シリーズ用ケース。iPhone 12 Pro Max用とiPhone 12 mini用を購入した。レンズ保護カバーはスライド式だ。

 レンズ保護カバー開閉の写真はiPhone 12 Pro Max用ケースで、アクセントカラーはブラック(ブルーがなかった)。入っている端末はiPhone 12 Pro Maxのパシフィックブルーだが、半透明の背面はグレーがかって見えるだけであった。

 ちなみに、このiPhone 12 Pro Max用ケースも、レンズカバーのスライド感が渋かった。これもレンズカバーのバリによるもの。カッターで削ったらスムーズになったが、今度はスムーズ過ぎて不意にカバーが開いてしまう。バリ削り失敗〜。でもレンズカバー裏面にメンディングテープを重ね貼りして動きの渋さを調整。イイ感じで使えるようになった。

 で、iPhone 12 mini用だが、背面半透明の効果が十分あった。アクセントカラーのレッドと合わせて、赤いiPhone 12 miniのイメージカラーがイイ感じで活かされた。

 いいじゃないですかぁ〜背面の赤もわりとしっかり出ていて〜♪ そして不思議なことに、このケースの場合も、iPhone 12 mini用はレンズカバーが問題なく(渋さナシで)開閉できる。ナンででしょ?

 こんな感じのレンズ保護カバー付きケース、2020年の頭あたりから流通し始めたような印象がある。2019年に3レンズのiPhone 11 Pro Maxが登場したが、その影響?

 ともあれ、レンズ保護機能付きケースが徐々に流行しつつあるように見える。でも、背面透明のケースも欲しいところですな。さらにはケース全体が透明で、その上でスライド式レンズカバー付きでありつつ、極薄ケースであったりしたらサイコー!!!

 なお、今回紹介したiPhone 12シリーズ用ケースはどちらも、バイヤー向けの多ロット販売サイトはいくつも見つかり、アリババなんかでも同様だった。でも小売するショップも増えつつある感じ。iPhone 12シリーズ本体もレンズも同時に保護できるなかなか便利なケースなので、興味のある方はゼヒ♪

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。