スタパ齋藤のApple野郎
も~っ!!! マスクしてるからiPhoneのロック解除が面倒~っ!!!
2020年11月18日 06:00
アーッ!!! コントロールセンター使えばいいのかーッ!!!
マスク着用生活が当たり前になってきた2020年春先、俺の鬱憤はマキシマムに達したのであった。すなわち「マスクしてるからiPhoneのロック解除が面倒」問題である。
俺の場合、Face ID対応iPhoneつまり顔認証でロック解除できるiPhoneを好んで使用しているが、マスクで顔が覆われるとFace ID顔認証が通らず、ロック解除できない。ので、マスク着用状態では、上にスワイプ&パスコード入力をする必要がある。あ~面倒。
だが、間もなくこの問題は軽く解消された。ロック解除をせずとも、iPhoneの一部機能やアプリを使えることが判明したってゅ~か、単純に「あっコントロールセンター使えばいいのか」と気づいたのだ。
コントロールセンターはiOS 7から導入された機能で、よく使う機能に素早くアクセスできるというもの。詳しくは公式ページ「iPhone や iPod touch でコントロールセンターを使う/カスタマイズする」で説明されているが、ロック画面からも呼び出すことができる。iPhone X以降の機種では、画面右上隅から下にスワイプすれば呼び出せる。またロック画面を右から左にスワイプするとカメラアプリ、左から右にスワイプすると今日の表示が現れるのも、ご存知のとおり。
コントロールセンターの下部はカスタマイズできる。設定>コントロールセンターから呼び出せる機能やアプリの追加や削除が可能で、並び順を入れ替えることもできる。
コントロールセンターに素早く呼び出したい機能やアプリを登録すれば、マスク着用状態でも鬱憤がたまらないというわけだ。あらまあ、単純に便利~♪
コントロールセンターに登録できる機能やアプリは?
ユーザーがコントロールセンターに登録できる機能やアプリは限定的ながらも、そこそこの数がある。現時点では以下のとおり。
それぞれの機能は公式ページ「コントロールセンターから App、設定項目、機能にアクセスする」にて説明されている。で、ご参考までに、俺が現在コントロールセンターに何を登録しているかご紹介。↓13個あった。
並びとしては↓こ~んな感じ。使用頻度順って感じで並べつつ、アイコンの見分けやすくするために並びを変えていたりもする。
他人のコントロールセンターの下側ってよくわかりませんな。というコトで、ザッとご説明。
てな感じ。ロック解除しなくて使えるコントロールセンター、ユニバーサル・マスキング時代にはナニゲにアレコレと便利なのである。
iPhoneロック中のアクセス、場合によっては考えもの!?
iPhoneのロック解除をしなくても、iPhoneのいくつかの機能やアプリが使えたりするコントロールセンター。また、ウィジェットを含む表示がなされる「今日の表示」も、iPhoneがロックされていてもアクセスできる。考えてみると、場合によってはコレって微妙に危険……かもしれない。
コントロールセンターに登録できる機能やアプリは、まあ他者に使われても大事には至らないように思う。でも他人にコントロールセンターにアクセスされること自体、気持ち悪いかもしれない。
それとウィジェットの使用状態によっては、たとえばメモやカレンダーやタスクの一覧の一部を、他者に見られてしまうかもしれない。写真も同様。内容によっては、個人情報漏洩につながるかもしれない。
これを防止するには、iPhoneのロック中にアクセスを許可する項目を設定すればいい。具体的には、設定>Face IDとパスコード(の下の方)で設定できる(iOS 11以降の場合)。↓こんな感じ。
↑これらの項目のうち、ロック中にアクセスさせたくない項目はオフにするわけですな。けっこういろいろ「ロック中にはアクセス不許可にする」ことができる。全部オフにしちゃえば、ロック中のiPhoneを他者に使われちゃうかも~的な心配を大幅に減らせる。
でもマスク着用時にはとても不便に。利便と不安はトレードオフってわけですな。
余談だが、iPhone 12シリーズは残念ながら指紋認証非対応。このタイミングで「iPhone 12シリーズはFace IDにも指紋認証にも対応しました」とか言って登場したら「Appleマジで神!!!」となったんスけどね~。まあiOS 13.5からはマスク着用状態でFace IDが通らないとパスコード入力フィールドがサクッと表示されるから、悪くはないんスけどね~。某Android端末みたいに、顔認証も指紋認証にも対応とかにしてくれると、とても有り難いんスけどね~。残念。