スタパ齋藤のApple野郎

iPhoneとカーナビが「NaviCon」アプリで融合ッ!!!

スマートフォン上の登録地点をワンタッチでカーナビへ転送♪

 俺が使用中のiPhoneがiOS 14へとアップデートされたので、これまで見苦しかったホーム画面をスッキリさせている。たとえばAppライブラリを使えば、全てのアプリの一覧表示が行えるので、全然使っていないアプリをすぐ発見できる。

 そんな機能を使って不要アプリを削除。どんどん削除。ガシガシ削除!!! おっ、なんか気持ちイイぞ!!! じゃあコレもソレも削除!!! さらにこのアプリ……あれ? コレって何だっけ?

 俺的アプリ大削除フェア中に発掘されたのは「NaviCon」アプリ。スマートフォン上で探した目的地点をカーナビへとワンタッチで転送できるというアプリだ。今時的カーナビってスマートフォンとBluetooth接続やUSB接続できるじゃないスか。BluetoothやUSBを経由して、スマートフォン上で検索したスポットをカーナビへと転送するわけですな。

 あーNaviConかぁ。そう言えば使おうと思ってインストールしたのであった。3年くらい前に。でもちょっと使って……ん? なんで使うのやめちゃったんだっけ!? でも残してあるということは……「そのうち改めて使おう」とか考えた? でも使わなかった?

 ということで改めてNaviConを使ってみたら、何となく思い出した。非常に多くの連携アプリがあり、特定ジャンルのスポットを手早く探してカーナビに転送できたりするのだ。

 たとえば道の駅を探せる連携アプリを使い、ドライブ中に周辺の道の駅を検索。良さげな道の駅を見つけたら、その地点をNaviConアプリ経由でカーナビに転送。道の駅に行って食事したり買い物したり休んだり、みたいな。

 そんなNaviCon、2020年9月29日には、NaviConが使える対応カーナビが1000モデルを突破したそうだ。現在の俺的愛車のカーナビには……おっ対応している。ということで、ひっさびさにNaviConを使ってみた。

 なお、使用中のカーナビはホンダのインターナビで、機種はVXU-207SWi。以下のスクリーンショットや機能説明は、このカーナビでNaviConを使った場合のものとなる。他のカーナビだと動作や表示が異なる可能性があるので、あらかじめご了承いただきたい。

えっ、こんなコトできたっけ? てゅーか、便利っ!!!

 愛車のカーナビと、NaviConをインストールしたiPhoneは、既にBluetoothペアリング済み。なのでクルマに乗ってエンジンをかけ、iPhoneでNaviConアプリを起動したら、自動的にNaviConとカーナビがつながった。

 NaviConの基本的な操作は、NaviConのマップ上で 目的地を探す>ピンをドロップする>カーナビに転送 、という流れ。カーナビへの目的地転送は一瞬っス。

 目的地をカーナビに転送した後は、カーナビ上でナビゲーションを開始したり、その地点をカーナビに登録したりできる。目的地転送以降はナビ側での操作となる。

 NaviConのマップ上で目的地を探すのではなく、NaviConと連携する各種アプリで目的地を探すこともできる。旅行、グルメ、レジャーに観光スポットなどなど、さまざまな連携アプリがある。NaviConアプリの設定により、連携アプリから(NaviConアプリ操作を介さずに)自動的にカーナビへと目的地を転送することもできる。

 このカーナビでNaviConを使っていて興味深いのは、NaviConのマップ表示と、カーナビ上のマップ表示が、非常にスムーズに連動すること。iPhoneでマップを拡大縮小スクロールなどして目的地を探していくと、カーナビ上のマップ表示も逐一それに連動するのだ。

 あらオモシロい!!! てゅーか、便利っ!!! あれ〜3年くらい前に使った時って、こんなコトできたっけ? ん〜む、忘れた。ちなみにこの機能はNaviConの設定でオフにもできる。

 ともかく、iPhone上でマップ操作すると、それと同じ地点や縮尺のマップがカーナビ上にも反映されるのは実用的。カーナビの画面を操作するよりも快適に地点を探せるし、カーナビの画面が指紋で汚れないし、ナニカと好都合♪

 NaviCon対応カーナビをお使いなら、ぜひお試しを。NaviConは タダで使えるアプリ だし。

Googleマップの登録地点をカーナビにワンタッチ転送!!!

 NaviConはなかなか便利。なのだが、NaviConのマップ上で地点を探したり、あるいはNaviCon連携アプリで地点を探すのは、俺的にはそーんなにやりたいって感じではない。出かける前の下調べとして 目的地・スポット探しは、Googleマップ で行っているからだ。

 ずいぶん前からGoogleマップ一辺倒なので、既にGoogleマップ上には大量の登録地点(お気に入り)を登録してある。これをNaviCon経由でカーナビに転送できないものか? と思って試したら即できた。さらにその方法は公式に紹介されてもいた。

 方法は単純明快。iPhoneのGoogleマップアプリ上で既に登録しておいた地点を選び、それをNaviConアプリへと共有するだけだ。

 地点をNaviConへ共有した後、NaviConアプリを起動。するとGoogleマップ上にあった地点がNaviConに転送されている。その後はこの地点をカーナビに転送すればOK。

 カーナビ上にはバッチリと地点が転送された。「ココへ行く」をタップすればナビゲーションが始まる。

 なーんだ、Googleマップと完全に連携するじゃ〜ん。っていうか、単純にGoogleマップの共有先アプリとしてNaviConが設定できるじゃ〜ん♪

 最初から「NaviConならGoogleマップの地点をカーナビに転送できますョ!!!」って訴求してくれれば、「なんですと〜っ!」と一発でNaviCon使い始める人も多いと思うんですけどネ。さておき、今後はNaviConをビシバシ使う予感がしている俺なのであった。便利なのでNaviConオススメ♪

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。