スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
UGREENの急速充電器とモバイルバッテリー、安心安定の使いやすさ! 相乗効果もバツグン!
2024年11月18日 00:00
2024年10月8日にUGREENの急速充電器とモバイルバッテリーを買った。モノは「UGREEN Nexode 300W GaN デスクトップ急速充電器」と「UGREEN Nexode モバイルバッテリー 48000mAh/153.6Wh 300W」。UGREENのWebサイトでの価格は、どちらの製品も2万9980円。
3万円近い充電器と、3万円近いモバイルバッテリー? たっか!
と、思われるかもしれないが、どちらもその実力はモンスター級。製品名にもあるが、モバイルバッテリーのほうは容量48000mAh(153.6Wh)で、合計最大300Wの高出力を誇る。また単一ポート使用時は最大140Wの出力がある。
このモバイルバッテリーを買った理由は、手持ちの大容量モバイルバッテリーが想定を超えて便利に使えているから。Ankerの大容量モバイルバッテリー「Prime Power Bank」だ。
モバイルバッテリーだから当然だが、どこでもデバイスを充電できる。コンセントと充電器がなくても充電できる。家のなかでもそれは同じで、デバイスの充電において「コンセントの場所縛り」「充電器縛り」みたいな状況がなくなる。電力効率的にはコンセントに充電器をつなげて、そこからデバイスを充電するのが好ましい。しかし、「家のなかでも、どこでも、しっかり急速充電できて、大容量だからデバイスを満充電にできる」という魅力は非常に大きく実用性も高いと痛感している。
持ち歩くわけでもないし、もっと大容量でポート数の多いモバイルバッテリーは……と探していたら、上記モバイルバッテリーを見つけた感じ。かなりの容量だし高出力だしハンドルも付いてて便利そう〜、と購入に至った。
充電器のほうは、合計最大出力が300Wで、単一ポートの最大出力は140W。ちなみにコレ、上記モバイルバッテリーを急速充電する目的もありつつ、各種デバイスを同時に急速充電できる心強さにて購入した。
結果、どちらもスゲく便利!!! なので以下にレビューしてゆきたいッ!!!
やっぱり大容量はイイ、自由移動充電ステーションとして便利
まず大容量モバイルバッテリーの「UGREEN Nexode モバイルバッテリー 48000mAh/153.6Wh 300W」から。容量48000mAh(153.6Wh)で、合計最大300Wの出力があり、単一ポート使用時は最大140Wの出力が得られる。加えて移動に便利なハンドル付きで、本体左側には白色LEDライトを内蔵。充電は外部充電器からUSB-C PD充電となる(最大140Wで充電可能)。
1カ月少々使っているが、「やっぱりココがヘン」と思うのは電源ボタンくらい。一度押しでオンになり、もう一度押すと電源がオフじゃなくて表示がオフになる。電源をオフにするには電源ボタンを速めに二度押しする。でも電源オフの状態でもデバイスをつなぐと自動的に電源がオンになってしまう。
まあ「二度押しでオフ」ってことあたりを覚えていれば問題ナシではある。いや覚えていなくても、デバイスを充電していない状態になると3分後に電源がオフになるので問題ない。なのだが、もうちょっとこー、覚えやすくて「だよね!」と納得しやすい電源オンオフ・ステップだったらなあ、と、ちょっと思う。
ほかは、やっぱりイイ。大容量なので、iPhone 15 Proを約9.6回、MacBook Air M2 15インチを二回フル充電できる。室内で置き場所を変えるための移動も容易なので、どの場所でも「即席充電ステーション」的に利用できる。単ポート最大140W出力で、合計最大300W出力で、USB-C PD急速充電に対応しているので、ヘタなUSB-C ACアダプターより快適に使えるかもしれない。
なお、各ポートの出力は以下のとおり(Amazon販売ページより抜粋)。
ハンドルってやっぱり便利だ!!! とりあえず手持ちのモバイルバッテリーに……
このスゲく大容量なモバイルバッテリーについて、モバイルバッテリーとして便利なんだが、付加機能の「ハンドル」がスゲく便利。買う前から「便利だろうな」とは思っていたのだが、実際に使ってからは「ある程度重いモバイルバッテリーには全部ハンドルかストラップを付けてほしい!」と思うようになった。
ハンドルがあると、重めのモバイルバッテリーであっても安心感とともに持ち上げて運ぶことができる。ハンドルがないと、重めのモバイルバッテリーは持ち上げるときに「手が滑って落とさないように」「しっかり掴むように」と注意深く扱う必要がある。また、ハンドルがあるとこういうコト↓もできるようになる。
なにこの大容量モバイルバッテリー!!! ウチにあるモバイルバッテリー(ポータブル電源じゃないョ!)のなかで最大容量なのに、最高に持ち運びしやすい!
こここ、これは! ウチのほかの大容量モバイルバッテリーにもハンドルを付けるしか!
とか思って自作したハンドルが↓こちら。
ストラップ的なものが付いたモバイルバッテリーは持ち運びしやすくて便利。↓この記事に出てきたような製品だ。
それはそのまま、大容量モバイルバッテリーにも通用する利便だったのだ。そうなんだー、もう手持ちの大容量モバイルバッテリー全部に自作ハンドルくっつけちゃおう! カッコ悪くなるけど、たぶんスゲく便利になるハズ!
300W充電器は心強い! この先さらに活躍しそうな予感……
それから「UGREEN Nexode 300W GaN デスクトップ急速充電器」。コンセントにつないで使うUSB充電気で、合計最大出力が300W、単一ポートの最大出力は140Wという製品。
前出の大容量モバイルバッテリーをこの充電気で充電したが、100W以上で安定的に充電してくれて、「目を離すとすぐ10%くらいバッテリー残量が増えている!」みたいな感じの急速充電ができる。それでも充電器もモバイルバッテリーも熱くなりにくい。ほんのり温まる程度なので、安心感とともに使えている。
なお、各ポートの出力は以下のとおり(Amazon販売ページより抜粋)。
「UGREEN Nexode モバイルバッテリー 48000mAh/153.6Wh 300W」と「UGREEN Nexode 300W GaN デスクトップ急速充電器」の組み合わせで使うと、メーカー提示価格約6万円なのだが、デバイス絡みの生活が幸せな方向でちょっと変わる感じ。いやー充電速いっすわ〜、どこでもデバイス充電しまくれて快適っすわ〜、コンセント縛りとかほぼないし〜、みたいな?
ただ、危うい点も。これらを使ってるとですねー、もう1台、いや2台、いや3台くらいさらに欲しくなっちゃうこと。充電器は1台でいいから、モバイルバッテリーはマジであと1台くらいは追加購入しようと考えている。
ポータブル電源はまあ別の用途で必要だと思うが、ポータブル電源って大きいし重いし場所も取るしで、やっぱりモバイルバッテリー的には利用できにくい。しかし、ありきたりの容量のモバイルバッテリーだと、スマートフォンを2回前後とか? くらいの容量で、それだと「安心できて持ち運びが容易な充電ステーション」としては力不足。
「UGREEN Nexode モバイルバッテリー 48000mAh/153.6Wh 300W」くらいの容量と性能があると、「家のなかにいきなり自由移動充電ステーション登場!」って感じで、便利さ快適さがスゲくUPするのだ。で、「こんな便利ならもう1台……」なんて思い始めてしまうわけだが、その前に出番が減ったほかのモバイルバッテリーの処分を考えなければならない俺なのであった。