法林岳之の「週刊モバイルCATCH UP」

ピボットカメラ&光学ズームでカメラの楽しさが拡がる「OPPO Reno 10x Zoom」

 2018年はじめに国内市場に参入して以来、次々と新製品を導入し、注目を集めてきたOPPO。

 昨年秋にはUQモバイルへの供給も開始する一方、ユニークなメカニズムを採用した「OPPO Find X」も投入し、積極的に攻勢をかけてきている。

オッポジャパン「OPPO Reno 10x Zoom」、約162.0mm(高さ)×77.2mm(幅)×9.3mm(厚さ)、約215g(重量)、ジェットブラック(写真)、オーシャングリーン

 そんな同社の新製品となる「OPPO Reno 10x Zoom」が発表された。早速、実機を試すことができたので、ファーストインプレッションをお届けしよう。

革新的な取り組みを続けるOPPO

 スマートフォンが普及し始めて、すでに10年以上が経過し、各社の製品がさまざまな形で進化を遂げてきた。端末のデザインや形状に眼を向けてみると、ここ数年、フルディスプレイ化の方向性が顕著だ。

 スマートフォンへ、より大きなディスプレイを搭載しながら、ボディサイズを大きくしすぎないようにすることから、狭額縁化が進んだ。その一方で、本体前面に備えられていた操作に必要なボタン類も画面内に収まるようになり、本体前面の画面占有率も90%超を争うようになりつつある。

 セキュリティ面で必要とされた指紋センサーも虹彩認証や顔認証と併用するだけでない。OPPOやファーウェイ、サムスンなど、グローバル市場で戦うトップメーカー各社が相次いで画面内指紋センサーを採用し、さらなる大画面化を実現してきた。

 自分撮りに欠かせないインカメラについてもディスプレイに切り欠き(ノッチ)を設けることで、さらにディスプレイの領域を拡大する手法が定着してきた。

 当初はiPhone Xのような凹型のノッチだったが、現在は水滴型のノッチが主流になる。一方で、Galaxy S10/S10+のように、ディスプレイに穴を開け、インカメラを収めるという手法も登場した。

 こうした取り組みに対し、可動式というメカニズムでインカメラを前面から隠す手法を実現したのが昨年11月に国内で登場した「OPPO Find X」だ。

 カメラアプリを起動し、インカメラに切り替えると、本体上部に格納されているカメラモジュールがせり出すというメカニズムを採用し、ユーザーを驚かせた。

OPPO Find Xのインカメラ

Renoシリーズの位置づけと特徴

 今回発表された「OPPO Reno 10x Zoom」は、同社の主力モデル「OPPO R」シリーズの流れを進化させたモデルという位置付けになるが、Find Xで採用された可動式カメラモジュールを進化させ、本体前面のほぼすべてをディスプレイが占めるフルディスプレイのデザインを実現している。

 また、スマートフォンのもうひとつの新しいトレンドとして、注目を集めているカメラの望遠ズームについても10倍ハイブリッドズームを搭載しており、背面に備えられた3つのカメラを使い、さまざまなシーンを美しく撮影できるようにしている。

 スマートフォンに限らず、『イノベーション(技術革新)』をうたう製品は多いが、OPPOは革新的な取り組みを続けるメーカーのひとつであり、今回のOPPO Renoも新しいハードウェアと新しい機能に満ちあふれた期待の一台である。国内ではオープン市場向けにほぼ10万円という価格帯で投入されるため、各社のハイエンドモデルやフラッグシップモデルと争うことになるが、かなりポテンシャルの高い一台と言えそうだ。

シンメトリーな美しいデザイン

 まず、ボディからチェックしてみよう。前述のように、OPPO Renoは可動式のインカメラ、画面内指紋センサーを採用しているため、本体前面のほとんどをディスプレイが占めており、まさにディスプレイそのものを持ち歩いているようなデザインに仕上げられている。

背面には「O-Dot」と呼ばれる突起以外はフラットな仕上げ

 背面は中央上にカメラを配したシンメトリーな(左右対称な)デザインを採用しており、中央のカメラ部分をフラットにしながら、左右側面に向かってラウンドさせた形状を採用することで、手にフィットする持ちやすいデザインに仕上げられている。背面はガラス仕上げとなっており、Corning社製Gorilla Glass 5を採用する。

 他製品にはないユニークなものとしては、背面に小さな突起が備えられていることが挙げられる。これは「O-DOT」と呼ばれ、テーブルなどに端末を置いた時、カメラのレンズ部などが傷つくことを避けるための工夫だという。

 パッケージには背面に装着するカバーが同梱されているが、一般的なクリアタイプの背面カバーではなく、少しマットな仕上げのブラック(濃いグレー)のカバーとなっている。

パッケージにはカバーが同梱される。ロゴの表示も活かすため、背面の穴は縦長で、上部もピボットライジング機構のカメラのため、大きく切り欠きがつけられている
背面にカバーを装着した状態。ロゴの部分まで穴を開けているためか、手にしたときにはやや慣れが必要な印象

 ボディの仕上げがかなり美しいだけに、何も装着せず、周囲に見せたいところだが、好みの問題ではあるものの、キズが付けないようにするにはカバーの装着が賢明だろう。同梱のカバーを利用せず、市販のクリアカバーを探してみるのも手だ。

左側面には分割式の音量ボタンを装備
右側面は電源ボタンのみを装備。ボタンの位置は標準的で押しやすい

 ディスプレイは2340×1080ドット表示が可能なフルHD+対応の6.65インチAMOLED(有機EL)を搭載する。前述の通り、本体前面にインカメラなどがないため、画面占有率は93.1%に達しており、OPPOではこれを「パノラマスクリーン」と読んでいる。

 3D曲面ガラスは最新のCorning社製Gorilla Glass 6を採用しており、保護フィルムが貼付された状態で出荷される。ディスプレイのブルーライトはこれまでのものと比較して、56%カットされており、独TUV Reinlandの認証を得ている。

画面内指紋センサーのほかに、顔認証にも対応

 セキュリティはOPPO Find Xなどに続き、顔認証のほかに、ディスプレイ指紋認証にも対応する。ディスプレイ内指紋認証は、ディスプレイの内側に内蔵された光学式指紋センサーを利用し、内側から光を当てることで、指紋を読み取っている。従来のOPPO R17 Proに比べ、応答速度は28.5%向上している。

下部にはUSB Type-C外部接続端子を備える。手をかけやすくするためか、下部も上部も少し凹んでいるのが特徴

 チップセットは米Qualcommm製Snapdragon 855を採用し、8GBのRAMと256GBのROMを搭載し、最大256GBのmicroSDXCメモリーカードを装着することも可能だ。チップセットなどの冷却には、熱伝導性ゲル、三層グラファイト、ヒートパイプ水冷システムで構成される水冷式冷却システムを利用しており、本体温度を約13%抑えることができるという。

 バッテリーは4095mAhの大容量バッテリーを搭載しており、OPPO独自の急速充電仕様「VOOC 3.0」に対応し、約30分の充電で50%、約80分でフル充電が可能になる。パッケージには同仕様に対応したACアダプタやUSBケーブルが付属する。VOOCは米QualcommのQuickChargeなどと違い、5V/1.5Aをパラレルで伝送することで高速な充電を実現している。そのため、VOOCでの充電ではパッケージに同梱されたACアダプタとUSBケーブルでの接続が必要になる。

SIMカードトレイは下部に備える。2枚目のnanoSIMカード、もしくはmicroSDメモリーカードは写真のSIMカードトレイの裏面に装着する。

 本体の上下にはスピーカーが内蔵されており、本体を横向きに構えたときにはステレオスピーカーとして利用できる。音楽再生や映像コンテンツの再生、ゲームなどでは迫力あるサウンドを楽しむことができる。

 Dolby Atmosにも対応しており、対応コンテンツでは臨場感のあるサウンドの再生が可能だ。ちなみに、ゲームについては独自の「ゲームスペース」と呼ばれるメニューを用意するほか、ゲーム中のタッチ操作の精度を向上させる「Touch Boost」、ゲーム中の高負荷を解析してパフォーマンスを調整する「Frame Boost」を搭載することで、快適なゲームプレイ環境を提供している。

Color OS 6を搭載したホーム画面。基本的な操作はAndroidプラットフォームを踏襲する

 プラットフォームはAndroid 9ベースのColor OS 6.0を搭載する。従来のColor OS 5からユーザーインターフェイスや色彩、フォントなどを調整したことで、デザインが刷新されている。従来のColor OSはiPhoneに搭載されるiOSからの移行を強く意識した印象だったが、最新版ではAndroid標準を踏襲しながら、独特のクセが少なくなり、視覚的な見やすさを継承しつつ、使いやすくなった印象だ。

ホーム画面のモードは「標準モード」と「ドロワーモード」でカスタマイズが可能
通知パネルはややカラフルな印象だが、視認性は良好。カスタマイズも可能

 対応する通信方式とバンドについては、本誌速報記事を参照していただきたいが、今回試用した範囲ではNTTドコモ、au、ソフトバンクのネットワークを利用したMVNO各社のSIMカードで利用することができた。

au網のAPN一覧。UQ mobileやmineo(auプラン)なども登録済み
NTTドコモ網のAPN一覧。NTTドコモのspモードがある。mineoやNifMoといったメジャーなMVNO各社も登録されている
ソフトバンク網のAPNはY!mobileのみだった。ソフトバンク網のサービスを開始したLINEモバイルやmineo(Sプラン)などの登録がない

 SIMカードはnanoSIMカードが利用可能で、DSDS(Dual SIM/Dual Standby)に対応する。ただし、2枚目のnanoSIMカードはmicroSDメモリーカードと排他利用になる。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、BluetoothはBluetooth 5.0に対応するほか、SBC、aptX、aptX HD、LDACのコーデックに対応する。

 また、他機種でも一部、対応が始まっているが、GPSのデュアルバンド(L1+L5)にも対応しており、より高速かつ正確に位置情報を測位できる。OPPOによれば、従来のシングルバンドのGPSに比べ、66.8%高い精度で利用できるという。都市部で地図を頻繁に利用するユーザーにとっては有用なアドバンテージだ。

【お詫びと訂正 2019/7/3 17:19】
 記事初出時、NTTドコモ網のAPN一覧で、「mineoやNifMoといったメジャーなMVNO各社も登録されていない」としておりましたが誤りです。お詫びして訂正いたします。

ピボットライジング構造のインカメラ、光学5倍望遠カメラを搭載

 「パノラマスクリーン」と名付けられたOPPO Renoのディスプレイだが、このフルスクリーンを実現しているのが冒頭でも触れた可動式のインカメラだ。

ピボットライジング構造を採用。飛び出す部分にはインカメラ、レシーバー、LEDライトを内蔵

 本体上部に内蔵されたインカメラは、ピボットライジング構造と呼ばれる機構により、[カメラ]アプリ起動中にインカメラを起動すると、自動的にカメラ部がせり出すしくみとなっている。カメラ部がせり出す構造も従来のFind Xに比べ、カメラ部そのものがコンパクトになり、斜めにせり出す構造を採用したため、レスポンスが向上している。

【ピボットライジング構造のカメラの開閉動作。カメラ部は0.7~0.9秒程度でせり上がる】

 筆者が手動で計測したレベルだが、0.7~0.9秒程度でカメラ部がせり出しており、ストレスなく利用できる。動作音も静かで、スムーズに起動できる印象だ。Find Xのときも話題になったが、やはり、こうしたギミックはスマートフォンをあまり追いかけていないユーザーにもウケが良く、話のネタとしても十分に楽しめる。

 こうしたメカニズムは耐久性や落下時のトラブルが気になるところだが、20万回以上の耐久テストをクリアしており、毎日100回の開閉でも約5年間は使い続けられるという。

万が一、落下したときは自動的にカメラ部が格納されるしくみとなっている

 落下についてもジャイロセンサーにより、落下を検知しており、カメラを自動的に収納している。インカメラを起動した状態で片手に持ち、数cm離れたもう片方の手に落とすようなレベルでもすぐにカメラ部は格納される。ちなみに、このピボットライジング構造のカメラ部には、1600万画素のソニー製IMX471イメージセンサーに、F2.0のレンズを組み合わせたインカメラのほかに、フラッシュライト、レシーバーも格納されている。

 インカメラの撮影モードについては、ビジュアルエフェクトもサポートされており、「美肌」「ほっそり顔」「小顔」「顎」「デカ目」「小鼻」「タッチアップ」「3D」の項目をいずれもスライドバーの100段階で調整でき、リセットボタンで初期値に戻すことができる。

背面にはトリプルカメラを搭載。最近のスマートフォンでは珍しく、カメラ部もフラットな仕上げ

 背面に備えられたトリプルカメラは、最上段が4800万画素のソニー製IMX586イメージセンサー(1/2インチ)とF1.7のレンズを組み合わせた焦点距離26mm(35mm換算、以下同)のメインカメラ、その下に800万画素のソニー製IMX319イメージセンサー(1/3.2インチ)にF2.2のレンズを組み合わせた焦点距離16mmの超広角カメラ、最下段に1300万画素のイメージセンサー(1/3.4インチ)にF3.0のレンズを組み合わせた焦点距離130mmの光学5倍望遠カメラをそれぞれ搭載する。

アウトカメラの「1x」で撮影。モデル:るびぃ(ボンボンファミンプロダクション)
「1x」と同じ位置で、アウトカメラの「2x」で撮影

 この3つのカメラの内、メインカメラと望遠カメラは光学手ぶれ補正が組み込まれている。望遠カメラの光学5倍はペリスコープ(潜望鏡)構造によって実現されているが、プリズムとD-Cutレンズと呼ばれる円形ではないレンズを組み合わせることによって、薄いボディながらもメインカメラの5倍に相当する焦点距離を実現している。

「1x」と同じ位置で、アウトカメラの「6x」で撮影
「1x」と同じ位置で、アウトカメラの「10x」で撮影

 旅先やステージなど、距離が離れているようなシーンでも被写体を大きく撮影することができる。さらに、デジタルズームを組み合わせたハイブリッドズームでは最大60倍まで拡大することができる。さすがに60倍ともなると、実際には壁や柱などに半固定しないと、安定した写真は撮影することが難しいが、それでもこのサイズのボディで、これだけの高倍率撮影ができるのは、ユーザーが撮影したいシチュエーションをさらに拡大することになりそうだ。

少し夕陽を活かして撮影
インカメラで自分撮り。モデルのるびぃちゃんもインカメラの動きには興味津々だった

 撮影時の機能としては、AIを利用したシーン認識のほかに、パノラマやタイムラプス、スローモーションなどが選ぶことができ、「ウルトラナイトモード2.0」では暗いところでの撮影をより短い時間で処理できるようにしている。

 ポートレートでの撮影については、標準のほかに5つの撮影スタイルを用意しており、ユーザーの好みに合わせた撮影ができる。この5つの撮影スタイルはFacebookやInstagramに投稿された写真を調査し、反応の良かったものから導き出しているという。この他にも色合いを変化させるダズルカラーモードなど、手軽にテイストの違った写真を撮る機能を拡充している。

 実際の利用については、いくつかのシチュエーションで撮影したところ、ややユーザーインターフェイスにデザイン重視の傾向があり、最初はそれぞれの機能の効果が今ひとつピンと来なかったが、何枚か撮っていくと、徐々に効果が見えてくるという印象だった。

ニューヨークのタイムズスクエアで「1x」で撮影。右手の時計台へ向けて、倍率を上げながら撮影
「1x」と同じ位置で、アウトカメラの「2x」で撮影
「1x」と同じ位置で、アウトカメラの「6x」で撮影
「1x」と同じ位置で、アウトカメラの「10x」で撮影。かなりクッキリ捉えている

 かなり細かいところで気になったのは、撮影した写真に「透かし」と呼ばれる文字列を写し込む機能で、この文言が「OPPO Reno 10x Zoom」と表記されていることだ。機種名を含む文言を写し込む手法はライバル機種でも採用されているが、撮影した写真の倍率にかかわらず、「10x」と表記されてしまうのは、写真だけを見た人から誤解を受けるような印象が残った。

 実用上は非表示で撮影すれば、何も問題ないが、カメラを強調する端末が増え、SNSなどでシェアされることを考慮すると、今後、このあたりの見せ方もよく検討した方がいいのかもしれない。

「1x」と同じ位置で、アウトカメラの30倍デジタルズームで撮影。さすがに少し荒れてしまったが、時計の針や周囲の装飾はしっかりと撮影できている
薄暗いバーで撮影。グラスの質感やカクテルの色合いも美しく撮影できている

ワイドから高倍率まで、スマートフォンのカメラの楽しさを拡げる一台

 スマートフォンで実現される機能には、いくつかのトレンドがある。ここ数年で言えば、ひとつはディスプレイの大型化とフルスクリーン化、もうひとつはカメラの高性能化だろう。

 ディスプレイについては対角サイズが大きくなれば、どうしても持ちにくくなるため、狭額縁に仕上げていくことになるが、インカメラや指紋認証センサーの処理はメーカーによって、あるいは製品によって、方向性が異なる。

 OPPO Reno 10x Zoomはこの2つの要素について、本体に内蔵するという解を持った。

 画面内指紋認証は操作にやや慣れが必要であるものの、顔認証と組み合わせれば、快適に快適に利用することができる。

 ピボットライジング構造を採用したインカメラは、従来のFind Xのときに比べ、反応も早くなり、動作音も小さくなったことで、違和感なく、使えるようになった印象だ。

 トリプルカメラは、一般的なコンパクトデジタルカメラが1つのセンサー、1つのズームレンズで、幅広いシチュエーションに対応しようとしているのに対し、複数のセンサー、複数のカメラによって、多彩なシーンに対応しつつ、それをAIでサポートする方向で進化を遂げている。

本体に付属のカバーを装着。パッケージにはイヤホン、VOOC3.0対応ACアダプター、USBケーブルが同梱される

 もちろん、ライバル機種もこうした取り組みを積極的に行なっており、OPPOとしては今回のOPPO Renoだけでなく、今後も業界の最先端の技術を争っていくことになりそうだ。

 インカメラでの自分撮り、アウトカメラでのワイドから高倍率の撮影、さまざまなシーンの認識や多彩な撮影機能なども充実しており、カメラで撮影することが楽しくなる一台に仕上がっていると言えそうだ。ぜひ、店頭で実機を手に取り、その先進感を体験して欲しい。

法林 岳之

1963年神奈川県出身。携帯電話・スマートフォンをはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。「できるゼロからはじめるiPhone XS/XS Max/XR超入門」、「できるゼロからはじめるiPad超入門 Apple Pencil&新iPad/Pro/mini 4対応」、「できるゼロからはじめるAndroidスマートフォン超入門 改訂3版」、「できるポケット docomo HUAWEI P20 Pro基本&活用ワザ 完全ガイド」、「できるゼロからはじめるAndroidタブレット超入門」、「できるWindows 10 改訂4版」(インプレス)など、著書も多数。ホームページはこちらImpress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。