iPhone 4は圏外からの復帰も早い!?

2010年6月28日 06:00
(石野純也)
この時期の恒例行事になりつつある、ソフトバンク表参道の“お祭”。
あらかじめiPhone 3GSでアプリを整理しておいたので、移行後が楽だった。

 予約が殺到して、またもや表参道や銀座に長蛇の列を作らせた「iPhone 4」だが、自分も無事、発売日に入手できた。この原稿を書いているのはまさにその24日で、購入からまだ半日も経っていないが、これからじっくりと使って、このコーナーで気づいたことなどを紹介してきたい。

 購入直後は当然、アクティベーションだけがされた状態で、アプリなどは初期のものしか入っていないが、自宅兼事務所に戻る間にSafariでブラウジングをしてみたところ、iPhone 3GSと何かが違う。そう、圏外からの復帰が非常に早いのだ。ご存知の方もいると思うが、iPhone 3G/3GSは、一度圏外になってしまうと、復帰にはかなりの時間がかかる。東京の地下鉄は、駅間が基本的に圏外のため、この仕様だとかなりストレスになる。駅に到着しても、電波をつかまず、そのまま電車が出てしまったということも少なくない。

 ところが、iPhone 4は電車が駅に差し掛かると、比較的スムーズに電波をキャッチする。列車が止まる前には、普通に通信できていたので、何らかの改善があったと考えるのが自然だ。iPhone 4を入手できた喜びで、プラシーボ効果的に電波がよくなっていると勘違いしたわけでは(恐らくだが)ないと思う。おかげで、Safariだけとはいえ、自宅兼事務所のある池袋まで帰る間に、インターネットを存分に楽しむことができた。

 帰宅後、すぐにiPhone 4をiTunesに接続。iPhone 3GSのデータをiPhone 4に復元し、今までと同じように使っている。iPhone 3Gから3GSに機種変更した際にも感じたことだが、この移行作業は本当にお手軽。iTunesがインストールされたPCという“母艦”こそ必要だが、接続するだけで簡単に前と同じ状態に戻せる。ここに、新OSに合わせて続々と登場しているアプリを入れ、自分なりのiPhone 4に育てていきたい。