みんなのケータイ

AIコーディングでいろんなアプリを作っているけれど、今のところ打率1割台

 ここ2年くらい、AIコーディングツールでアプリを作るのがすっかり習慣というか、趣味みたいなものになってしまいました。元から手コーディングもしていたけれど、爆速で自分の実現したいことを形にできるAIはもう手放せません。

 まともに取り組もうとすると月100ドルとか200ドルとかのサブスクが必要になるものの、「趣味」と捉えればそれほど大きな出費ではないというか、格安とさえ思えます。AnthropicのClaude Codeでも、OpenAIのCodexでも、やるなら100ドル以上のプランが楽しめるでしょう。

ネットサービスのサブスクとしては、1万円超は高額。でも、趣味として考えればどうってことない?

 ただ、実際にどれだけ完成させたか、もしくは日常的に実用しているものがあるか、という観点で見ると、その「打率」は低め。これまでにAIコーディングツールで作ってきたものは作り直し回数も含めると40個以上ありますが、結局今も実用したり開発したりしているのは……。

  • テキストエディタ(Windows/macOS/スマホ向け)
  • PDF編集ツール(Windows向け)
  • 音声文字起こしツール(Webアプリ)
  • Claude Code CLI制御用ツール(Webアプリ)
  • Webページ全部スクショツール(Chrome拡張機能)

 以上の5つくらい。全体から見た割合で言うと1割5分あるかどうか、でしょうか。これ以外は、一時的に必要になっただけのもの、面倒になって開発をストップしたもの、見通しが甘くて失敗したものなどなどで、それらが死屍累々となってストレージの片隅で永遠の眠りについています。爆速開発できるようになったのとあわせて、躊躇なく「損切り」もしやすくなったのはいいことなのか、良くないことなのか……。

 でもって、ある程度数をこなしてきたことで分かってきたこともあります。それは、「ワイはこれが欲しいんや!」という強い情熱がないと続かない、ということです(少なくとも自分は)。一時の興味で「こんなことできるんかいな?」と思って試しただけのツールは、まあ続かない。「あっ、できるんやね。すごいね」で終わるわけです。

 その意味では、趣味と実益を兼ねていることもあって、テキストエディタはずっと手元でバージョンアップを重ねています。ようやく実用できるものに仕上がってきたので、いつか公開できれば、とも思っていますが、リリースに向けて体裁を整えるのがまた1つのハードルなんですよね。

開発中の自分用テキストエディタ

 そんななかで、ここのところのAIコーディング界隈のトレンドみたいになっているのが、スマホからパソコンをリモートコントロールする形でコーディング作業を進められるの。

 以前Claude CodeのRemote Control機能を紹介しましたが、最近ではCodexも対応しました(Codexは現時点でmacOSのみ連携可能)。

Codexもスマホからコントロールできるようになった

 実際にパソコンでAIコーディングをしてみると分かるのですが、AIに指示して結果が返ってくるまでわりと時間がかかります。どれくらいで1つの作業を終えるのかが全く予測できないうえに、前触れなく作業を中断(完了)してユーザーの判断を求めてきたりすることがあるので、それにすぐさま対応しようとするとずっとパソコンの前に座っていなければなりません。

 でも、スマホと連携できるようになったことでそんな問題は丸っと解決です。パソコンで指示した後は、放置してOK。その後、AIがユーザーの判断を仰ぐようなことがあればスマホの方に通知が飛んできて、そのままスマホ画面上で対応できます(Claude Codeだと以前は通知が飛んでこなかったのが、ちゃんと動作するようになりました。スマートウォッチにも通知が来るので完璧)。

Claude Codeではちゃんと通知が飛んでくるように

 これによって、たとえば昼食でパソコンから離れたときでもスマホを携帯していれば進行状況をリアルタイムに把握できます。ユーザーへの判断待ちで処理が止まったときでも即座にスマホから対応でき、ますます開発が加速することうけあい。

 いつでもどこでもプロジェクトを進められるようになって、開発がはかどるようになりつつも、ますます失敗ツールを量産することになりそうな予感もあり、これまたいいことなのか、良くないことなのか……。それでもとりあえず、チャレンジすることが一番大事だと思うので、みなさんもレッツAIコーディング!

テレビ番組の視聴予約アプリなんかを試作していたりしますが、これも実用するものになるかどうか……