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実家にあるドコモ「home 5G」の運用方法を変更してみた
2025年11月5日 00:00
先日紹介したように、筆者が香川県の家で利用しているNTTドコモの「home 5G HR02」を、月々サポートの延長を目論んで買い換えました。そこで、余ったHR02の活用方法を考えることにしました。
実は筆者は、もう1台home 5Gを契約しています(正確には『していました』ですが)。それは、こちらの記事でも紹介しているとおり、2022年8月に購入した「home 5G HR01」で、実家に設置して利用しています。
現在筆者は香川で別に借りた家から実家に通って親の介護をしていますので、筆者が実家のHR01で大量のデータ通信を行うことはほとんどなくなりました。ただ、防犯カメラや見守りIoT機器を設置していますので、HR01を外すことはできません。
そういった中、実家で運用しているHR01は今年8月で契約から36カ月が経過して月々サポートが終了。そのため、そのまま使い続けると月々の利用料金が跳ね上がりますが、home 5Gを2台運用するのはコスト的に結構きついので、運用方法を見直すことにしました。
まず実行したのが、現在のHR01の契約を解約して別のSIMを装着して利用する、というものでした。
実家で必要となる毎月のデータ通信量は、1カ月あたり10GBに届くかどうかといったところですし、HR01はSIMロックフリーで、ネットで検索すればNTTドコモ以外のSIMを装着して利用する報告も多数見つかりますから、当初はMVNOの安価なデータ通信プランのSIMを装着するのがいいだろう、と思っていました。
ただ、筆者の手元に1つSIMが余っていました。それは、それまでノートPCのワイヤレスWAN用として契約していた、NTTドコモの「5Gデータプラス」のSIMです。
実は今年頭にノートPCを買い換えたのですが、新しいノートPCはワイヤレスWAN非搭載で、宙に浮いていたのです。そちらを利用すれば、別途契約作業も不要ですから、手間もかかりません。
データ容量も、筆者の5GデータプラスはドコモMAX(それ以前は5Gギガホプレミア)に紐付いていますから最大30GBまで使えますので、問題ありません。それでいて月額料金は1104円ですから、コスト的にも申し分ありません。
とはいえ、実際にHR01で問題なく使えるか不安ですから、まずはHR01の契約を残したまま、5GデータプラスのSIMを装着して問題なく利用できるか確認してみました。そして、SIMを交換して電源を入れてみたところ、全く問題なくデータ通信が行えました。
念のため数日そのまま使い続けてみても、データ通信が止まることはありませんでした。これは大丈夫だということで、安心して実家のHR01の契約を解約したのでした。
実は、これは今年2月に実行していました。その時点で月々サポートは6カ月分残っていましたが、そもそも本体は一括0円で購入していたので残債もありませんし、月々サポートで割り引かれたHR01の利用料金(3853円)よりも5Gデータプラスのほうが断然安いので、残りの月々サポートを捨てても問題ない、という判断でした。
そして今回、HR02を買い換えたことで、HR02が1台余りました。そして、そのまま余らせておくのももったいないので、実家のHR01と入れ替えようと考えました。
とはいえ、home 5Gはあらかじめ登録した住所でしか使えませんし、違う場所で使っているとデータ通信を止められることになります。入れ替えるHR02は、もともと実家とは異なる場所の住所を登録して使っていましたから、これはちょっと不安でした。
ただ、おそらく大丈夫だろうという判断もありました。正確にはわかりませんが、利用場所の特定はhome 5Gの端末側で行っているのではなくて、home 5Gから送られてくる情報と、home 5G契約の登録住所をサーバー側で照合することで行っているはず。
となると、home 5G契約ではないSIMを装着すれば、そもそも設置場所を問われることはないだろう、との考えでした。
まあ、それはやってみればわかるということで、さっそく実家のHR01をHR02に変えてみました。装着するSIMは、5GデータプラスのSIMです。すると案の定、全く問題なくデータ通信が可能でした。交換からすでに2週間ほど経過していますが、現在でも通信は止まっていません。
というわけで、今回のhome 5Gの入れ替えはすべて完了となりました。最後に余ることとなったHR01は、今後のトラブルに備えてサブ機として置いておこうと思います。






