みんなのケータイ
2023年にスマホで一番たくさんやったことはコレでした
2023年12月26日 00:00
皆さんが2023年に、スマホを使って一番たくさんしたことは何ですか?
スマホって何でもできるし、もはやどんなときもなくてはならないものですが、年末にふと「そういえば今年、一番よく使った機能(アプリ)は何だったろう?」と思ったので、聞いてみました。
筆者の場合は、メールやメッセージのほか、情報収集のためのSNSやブラウザ、スケジュール管理、出掛けるときのマップ、買い物で電子決済、もちろん日常的に音楽も聴くし、写真もよく撮ります。こういうルーティンになっているもの以外で、よく使ったのは何かなと振り返ってみたら、仕事で使うレコーダーや暇つぶしのゲーム、ショッピングアプリや動画アプリなどもありますが、2023年はオーディオブックだったかもしれません。
2022年に「Audible」が聴き放題になって以降、サブスク会員となって利用頻度が高くなっていたのですが、2023年は人気タイトルが続々追加されたこともあって、さらに利用頻度が上がりました。朗読を担当するのも俳優さんだったり、声優さんだったりで、エンターテインメント感が増した感じ。面白くて次々に聴いていたら、1年間で40冊以上とそこそこの冊数になっていました。これは1年間に読んだ本の数よりも多いです。
2022年まではあまり外出ができなかったこともあり、腰を据えて動画を観るような機会も多かったのですが、2023年は出掛ける機会がぐっと増えたので、移動中に歩きながらでも楽しめるエンタメとして、オーディオブックをよく利用するようになったということも、あるかもしれません。
もうひとつ、これも要因かなと思うのは、耳をふさがないイヤホンだったり、オーディオグラスだったり、ながら聴きできるガジェットの選択肢がいろいろと増えたこと。筆者自身もそういう機器をよく使うようになりました。2023年に買ったというわけではないですが、ソニーの「LinkBuds」や、ambieの「サウンドイヤカフ」、ファーウェイの「HUAWEI Eyewear」などを持っています。
以前は長時間着けていても耳が疲れないという理由から、自宅でビデオ会議などの用途に使うことが多かったのですが、最近はビデオ会議が減ったこともあり、外出先でオーディオブックを聴くのが主な用途になっています。音楽を聴くときはノイズキャンセリングなど、没入感が得られる方が好みなのですが、オーディオブックは周囲の音もしっかり聞きながらの、ながら聴きがちょうど良いように思います。
普段の移動中なども、電車のアナウンスや車の音などがしっかり聞こえて安心ですが、個人的にながら聴きが最適のシチュエーションだと思うのが、ソロキャンプです。
キャンプ場ではスピーカーなど、音が鳴るものを禁止しているところも多いですが、一方でソロだと話し相手もいないし、まったく音がないのも少し寂しく感じます。かといって完全に耳をふさぐヘッドフォンをしてしまうと、せっかくの自然の音を楽しむことができません。そこで耳をふさがないイヤホンの出番です。
音楽やラジオ、ポッドキャストなどを聴いてもいいのですが、オーディオブック、特に小説の場合は、キャンプという非日常に、物語の非日常がかけ合わさって、冒険感が増すような気がします。一度、ミステリーを聴いていたら、だんだんホラーっぽい展開になってきて、ちょっと怖い思いをしたこともありますが、ながら聴きできるガジェット×オーディオブック×キャンプは、2023年に見つけた新たな楽しみとなりました。
今所有している耳をふさがないイヤホンには、装着感の面で今ひとつ満足していないのですが、現在クラファン中の「HUAWEI FreeClip」や、NTTソノリティの「耳スピ」など、気になっている新製品もあります。2024年は耳をふさがず、かつ装着感の良いガジェットとともに、さらにオーディオブックのながら聞きを楽しみたいと思います。