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Audibleに村上春樹作品やマーベルとのオリジナル作品が登場

 Amazonのオーディオ配信サービス「Audible」で、配信コンテンツの拡充を発表した。すでに配信されているものも含まれている。

オーディオブックには村上春樹作品などが登場

 オーディオブックでは、村上春樹作品が引き続き導入される。2023年導入のラインアップでは、「猫を棄てる 父親について語るとき」(中井貴一朗読)や「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(向井理朗読)が6月14日に配信された。

 また、年内に「カンガルー日和」(多部未華子朗読)、「パン屋再襲撃」(柳楽優弥朗読)、「ノルウェイの森 (上)(下)」(妻夫木聡朗読)、「レキシントンの幽霊」(門脇麦、滝藤賢一朗読)がラインアップされる。

 湊かなえ作品では、「贖罪」(小池栄子朗読)が6月14日に配信されたほか、「Nのために」(榮倉奈々朗読)や「境遇」(松雪泰子朗読)、「リバース」(藤原竜也朗読)、「未来」(のん朗読)が年内に配信される。

Audible初出の作品

 Audibleのために書き下ろされた作品「オーディオファースト」の作品では、Audibleでの配信開始後に出版される「出版社とのコラボレーション」を展開する。

 たとえば、小学館とのコラボレーションでは、古内一絵著の「百年の子」が石田ひかり朗読で5月26日に配信されたほか、幻冬舎とは汐見夏衛著の「さよならごはんを今夜も君と」が河合優実と諏訪珠理の朗読で6月23日に配信される。

ポッドキャスト

 ニッポン放送とのコラボレーションコンテンツ「加藤浩次と山口一郎のとんぼとサカナ プロデュースby佐久間宣行」(加藤浩次、山口一郎、佐久間宣行が出演)や、文化放送とのオリジナルコンテンツ「SAYONARAシティボーイズ」(大竹まこと、きたろう、斉木しげる出演)など、ラジオ局とのコンテンツを毎週配信する。

聞くアニメ

 トムスエンタテインメントと共同で制作する聞くアニメ「LUPIN THE IIIRD」が、年内に全3シリーズ6エピソード配信される。キャスト陣は、ルパン三世役で栗田貫一、次元大介役で大塚明夫、石
川五エ門役で浪川大輔、峰不二子役で沢城みゆき、銭形警部役で山寺宏一が登場する。

 Audibleでは、今後も名作タイトルをオーディオ化するとしている。

アスリートポッドキャスト

 ポッドキャストの親近感に注目し、さまざまなトップアスリートに焦点を当てた「Athletes’Mind~アスリーツ・マインド~」が年内に配信される。

 前田健太や遠藤航、角田裕毅などのアーティストにインタビューし、海外の地でいかにベストパフォーマンスを引き出すのかなどが語られるという。

ビジネス向けポッドキャスト

 ビジネスマン向けコンテンツも拡充される。たとえば、人文科学を中心に、各ジャンルに詳しい専門家とゆるやかなトークを展開する「ゆかいな知性」や、著名な経営者、大学教授などの音声教養コンテンツなどをラインアップする。

オーディオエンターテイメント

 没入型オーディオエンターテイメントとして、マーベルとのコラボレーション作品「Marvel’s・ウェイストランダーズ:スターロード」を展開する。

 日本語音声では、古田新太や子安武人、青木瑠璃子、木村良平らが務める。配信は6月28日から2024年にかけてシーズン6まで配信される。