みんなのケータイ

12年前に「iPhone 4」で撮った思い出の夜景、最新スマホで同じ場所から撮影しなおしてみたら

【Pixel 7 Pro】

 いきなりですが、下の写真をご覧頂けますでしょうか。今から12年前の2011年1月、筆者が旅行で訪れた横浜・桜木町駅そばの北仲橋から、みなとみらい方面の夜景を撮影したものです。撮影に使ったのはiPhone 4でした。

2011年1月、横浜の桜木町駅近辺からみなとみらい方面を捉えた写真。この時撮影に使ったのはiPhone 4でした

 撮影タイミング的に言えば、当時のiPhone 4はまさに最新のスマホ。発表時のケータイWatchの記事を読み返しますと、カメラは500万画素。裏面照射型センサーの採用が大きなトピックでした。ちなみにオートフォーカスには一世代前のiPhone 3GSから対応しています。

 さて、つい先日また横浜に行く機会がありました。一人旅、そして日が落ちようかとタイミングでコーヒーをすすっているのは桜木町駅そばのカフェ。ならば同じ場所、極力同じ時間帯で、あのお気に入りの写真を今使っているPixel 7 Proで撮り直したらどうなるだろう? そんな興味が沸き、実行してみました。そこで撮れたのが次の写真です。

2023年5月、Pixel 7 Proで撮影。いやぁここまで違うとは

 どちらの写真も、設定はほぼいじらずシャッターを切っただけ(ただしPixel 7 Proは「夜景モード」を搭載)。撮影場所は十数mの誤差がある可能性が否めず、結果、画角はかなり広角になってしまいました。ちなみに2枚目の写真の右端のほうに写り込んでいる鉄骨は、2021年4月に運行を開始したロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」の支柱です。

 Pixel 7 Proのカメラ画素数は5000万画素で、iPhone 4の実に10倍。そして何より、画像処理エンジンは12年分進化してます。そうした違いがあるのは当然認識していたのですが、しかし写真を実際に見比べてみると、あまりの差に思わず笑ってしまいました。

 遠方の建物の輪郭が明らかにハッキリしていますし、空の部分の処理は考え方が根本から異なる印象です。加えて、川沿いの土手(汽車道)が1枚目の写真では完全に黒つぶれしていますが、Pixel 7 Proで撮影した2枚目では存在がわかります。

 また照明・ライトアップは、機材が白熱電球からLEDになったり、配置理念がここ10年でかなり変わったとは思います。とはいえ実際の写真を見ますと、色味だったり、水面への反射だったり、画像処理面での進化を感じてしまいます。

 1枚目の写真を撮った2011年には、その時撮った写真を長年見返すことになるとは、想像もつきませんでした。しかし、それが12年後の旅行のスパイスになり、スマホの性能進化も実感できました。こんな体験を一度してしまうと、カメラや写真保存クラウドの活用頻度がますます上がってしまいそうです。