みんなのケータイ

ダイエットしたらスマートフォンもダイエットしたくなった

【Xperia 10 IV】

 コロナ禍で生活スタイルが大きく変わったという人も少なくないかと思いますが、筆者も実は、コロナ禍に入ってダイエットのため運動するようになりました。理由は言わずもがなコロナ太り解消のためなのですが、筆者の場合コロナ禍で行動制限があった時も、オンラインでの取材が多く忙しい状況に変わりなく、ジムに行ったりランニングしたりする時間がなかなか取れませんでした。

 そこで自宅にいながら運動するにはどうしたらいいものか……と悩んだ末に、行き着いたのがVRです。実はおよそ1年前に「Meta Quest 2」を購入していたことから、「FitXR」というフィットネスアプリを仕事の合間にプレイして運動する……という取り組みを1年間続けてみたのでした。

筆者所有の「Meta Quest 2」。この1年間、VRでフィットネスをするため運動するためほぼ毎日装着していたことから、だいぶ使用感があるのはご容赦頂きたい

 その結果、一切食事制限をすることなく、85kgを超えていた体重が80kgを切るくらいにまで減少。2022年に入って行動制限がなくなり、リアルの取材が増加したことで自宅にいる機会が減少し、あまり運動できなくなったことから最近はややリバウンドしていますが、それでも体の代謝が明らかに良くなるなど、健康になった感はあります。

1年間の体重の推移。行動制限が明けたら運動できなくなってややリバウンドしているが、行動制限中は80kgを切るくらいまで体重が落ちた

 一方で運動を始めて以降、やらなくなったのがゲームです。これまで仕事の合間にスマートフォンでゲームをプレイしていたのですが、その時間を運動に割り当てた結果、ゲームをする時間がなくなってしまったのです。

 ゲームは主にAndroid端末でプレイしており、これまでもゲーミングを重視して性能の高いスマートフォンを選んできたのですが、そうした機種は画面もサイズも大きい。現在使用している「moto g100」も例にもれずサイズが大きいことから、ゲーミングは快適でしたが持ち歩いて利用するのにはやはり不便がありました。

 ですがゲームをしなければあまり高い性能は必要ありませんし、大画面である必要もない。なのであればいっそスマートフォンもダイエットし、ミドルクラスでいいからよりコンパクトで持ちやすいものに変えようと思い立ったのです。

 最近は海外メーカー製を中心に、ミドルクラスでも大画面のものが増えていますが、国内メーカー製ですと比較的コンパクトなものがいくつか出ています。そこで今回選んだのは、発売されて間もなかったソニーの「Xperia 10 IV」。選んだ理由は横幅67mmで約161gという軽量・コンパクトさで、性能はそこまで高くありませんが今の使い方なら十分でしょう。

「Xperia 10 IV」はディスプレイが6.0インチだが縦長で、横幅が67mmと細く片手で持ちやすいことが選択のポイントに。写真はNTTドコモ版

 「Xperia 10 IV」は携帯各社やMVNOから販売されており、中でもソフトバンクが大幅値引きをしていることで話題にもなっていましたが、eSIM、そしてNTTドコモの5G主要周波数帯である4.5GHz帯にも対応していることから、筆者はMVNO向けモデルを選ぶことに。MVNO版の発売に合わせて早速購入手続きを済ませたのですが、オンラインでの購入ということもあって残念ながらこの原稿の締め切りには到着せず。到着次第、色々と使っていきたいと思います。