レビュー

ソニー「Xperia 10 IV」クイックレビュー

 ソニーは、「Xperia 10 IV」(エクスペリア テン マークフォー)を7月上旬以降に発売する。国内キャリアからは、NTTドコモ(6万4152円)とau/UQ mobile(価格未定)、ソフトバンク(価格未定)から提供される。

 5G(Sub-6)に対応しながらも、「電池持ち」と「軽量さ」を目指した端末に仕上がっており、バッテリー容量は5000mAhを搭載しつつ、重さを161gに抑えられた端末となっている。

 今回は、「Xperia 10 IV」(ソフトバンク版)のクイックレビューをお届けする。

本体

 本体の大きさは約67×153×8.3mm、重さは約161gで持ちやすく軽量なボディーに仕上げられている。「Xperia 1 IV」と比較すると、全体的に丸みを帯びたデザインとなっており、手になじむフィット感が感じられた。

左側面
右側面
上側面
下側面
背面
本体は丸みを帯びている
SIMスロット

カメラ機能

上から16mm超広角(約800万画素、F値2.2)、27mm広角(約1200万画素、F値1.8)、54mm望遠(約800万画素、F値2.2)

 「Xperia 10 IV」のアウトカメラは、上から16mm超広角カメラ(約800万画素、F値2.2)と、27mm広角カメラ(約1200万画素、F値1.8)、54mm望遠カメラ(約800万画素、F値2.2)の3眼構成。

 「Xperia 10」シリーズでは初の光学式手ぶれ補正を広角カメラに搭載。オートHDR機能やナイトモードにも進化が見られ、シーンを選ばずに美しく撮影できる。

 また、広角/望遠カメラでのデジタルズーム時に、超解像度処理が施され、遠くの被写体もくっきり美しく撮影できる。

上が標準モード、中央では各種数値を設定できる。下は、夜景撮影時に「ナイトモード」を提案するようす
カメラアプリの設定

 ここからの作例は、標準カメラアプリで初期設定のまま撮影したもの。ただし、ぼかし機能の作例はぼかし機能を、夜景の作例ではナイトモードを一部利用して撮影した。

作例(タップ/クリックで原寸大表示)
16mm超広角カメラで撮影
27mm広角カメラで撮影
54mm望遠カメラで撮影
作例(タップ/クリックで原寸大表示)
16mm超広角カメラで撮影
27mm広角カメラで撮影
54mm望遠カメラで撮影
デジタルズームで最大まで寄って撮影
花壇の作例(タップ/クリックで原寸大表示)
16mm超広角カメラで撮影
27mm広角カメラで撮影
54mm望遠カメラで撮影
デジタルズームで最大まで寄って撮影
ぼかし機能(タップ/クリックで原寸大表示)
特定のピント位置以外をぼかせる機能を搭載している。画像は、ポストや標識付近にあわせたもの
夜景の作例(タップ/クリックで原寸大表示)
16mm超広角カメラで撮影
27mm広角カメラで撮影
54mm望遠カメラで撮影
デジタルズームで最大まで寄って撮影

設定画面、主な仕様

設定画面
Googleアシスタントボタンが廃止されたが、電源ボタン長押しでGoogleアシスタントを起動する設定にできる(初期設定はオン)
クイック設定画面
アプリ履歴から、画面を2つに分割してマルチタスク操作できる「マルチウィンドウスイッチ」

主な仕様

機種名
Xperia 10 IV
サイズ
約67×153×8.3mm
重さ
約161g
チップセット
Snapdragon 695 5G
メモリー
6GB
ストレージ
128GB
ディスプレイ
約6.0インチ有機ELディスプレイ
解像度
FHD+(1080×2520)
アウトカメラ
16mm超広角(約800万画素、F値2.2)+27mm広角(約1200万画素、F値1.8)+54mm望遠(約800万画素、F値2.2)
インカメラ
約800万画素(F値2.0)
バッテリー容量
5000mAh
ワイヤレス充電
非対応
Wi-Fi
IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth
Bluetooth 5.1
防水・防塵
IPX5/IPX8、IP6X
ワンセグ/フルセグ
非搭載
NFC/おサイフケータイ
NFC、おサイフケータイ(FeliCa)対応
生体認証
指紋

対応バンド(国内)

  • au
    5G:n3、n28、n77(3.4GHz/3.7GHz)、n78
    4G:B1、B3、B8、B18、B19
  • ソフトバンク
    5G:n3、n28、n77(3.4GHz/3.7GHz)、n78
    4G:B1、B3、B8、B18、B19、B41、B42

【お詫びと訂正 2022/06/03 10:39】
 記事初出時、スペック紹介欄のディスプレイサイズの表記が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。