みんなのケータイ

子連れで出かけた後の「傘がない」をシェアサービスで解決した

 休日に子どもと電車で出かけていると、目的地に向かう途中でお天気アプリが「雨雲接近中」を教えてくれました。準備が悪いことに、この日は雨を予想していなかったので、折りたたみ傘などは準備がありませんでした。

 お天気アプリで雨が降る予想を確認すると、電車を降りた後のバス移動や、その後の徒歩移動中に雨が降ることが予想されていました。

電車を降りるタイミングで雨が降りそう……

 ガジェットをたくさん持ち運ぶ筆者にとって雨は大敵です。時間に制約がなければ、駅で雨をやり過ごす選択肢もあったのですが、そうしていると集合時間に遅れそう。でも、一時的な雨をしのぐためだけに、自分用と子ども用に2本の傘を買うのは避けたい……。そこで思い出したのが、スマートフォンで利用できる傘のシェアリングサービス「アイカサ」です。

 スマートフォン関連のニュースの紹介などで、アイカサ自体は認識していたのですが、これまで実際に利用する機会はありませんでした。

 アイカサは、鉄道駅などにレンタル・返却できるスポットを徐々に増やしています。「たしか、つい最近、京王線の全駅に設置されたニュースを見た気がするぞ。」と思ってアプリで確認すると、電車を降りる予定の、京王線調布駅にアイカサが設置されていました。

下車予定の京王線調布駅に「アイカサ」が設置されている

 レンタル料金は24時間あたり70円で、自分用と子ども用の傘を購入するよりもずっと安上がりです。クレジットカード情報の入力に手間がかかりそう……と思っていましたが、「d払い」などのキャリア決済に対応済で、アプリへのカード番号などの入力は必須ではなかったため、電車に乗って移動しながら、サービス利用にあたって必要な準備を完了できました。

 電車を降りると、改札のすぐ近くにアイカサのスポットを発見。

京王線 調布駅の改札付近に設置されたアイカサスポット

 スマートフォンのアプリから、QRコードを読み取りすると傘立てのロックが外れ、傘が取り出しできるようになります。アプリからQRコードを読み込みしてロックを解除する一連の作法は、シェアサイクルなどとほぼ同じなので、これらのサービスを利用する機会が多い方は戸惑うことはないでしょう。

アプリからQRコードを読み込んでロック解除して使う

 レンタルした傘は大きめで、大人+子どもが入っても十分に雨を防げそうです。小さな子どもと一緒に歩いたり、乳幼児を抱っこして移動したりする際にも、十分に雨を避けることができるでしょう。

大人+子ども(小学生低学年)が入っても余裕がありそう

 傘は同時に2本まで借りられるため、同僚などと一緒に行動する際も便利に使えそうです。なお、返却時にもレンタル時と同様にQRコードを読み込みする必要があるため、アイカサのアカウント管理者(会員本人)と一緒に返却をする必要があります。

 公式Webサイトによると、アイカサは首都圏以外に中部・関西・九州・中国四国地方の一部でも提供されています。通信式カサとダイヤル式カサは互換性がありませんが、同じ方式を採用する傘であれば、レンタルした都市と異なる都市で返却もできます。

 筆者は今回、それほど遠くない場所へと出かけている最中に「傘がない」体験をしましたが、旅行先や出張先で急に傘が必要となる場合にも便利に使えそうです。なお、アイカサは専用アプリ以外に、LINEに友だち登録しても使うことができます。専用アプリにしろ、LINEにしろ、夏のゲリラ豪雨や、旅行先での急な雨に備えて準備しておくと役に立つことがありそうです。

アイカサ、山手線の全駅にも設置が完了している