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ゴルフ場でのマイナンバーカード活用実証実験を開始、受付業務などを効率化へ

 デジタル庁は、ゴルフ場におけるマイナンバーカードの活用実証実験を行う。9月下旬から2025年1月までの間、全国4か所のゴルフ場で実施する。

実証実験の内容

 現在、ゴルフ場では受付時に住所、氏名などを手書きで用紙に記入しチェックインを行っている。マイナンバーカードを活用することで受付などの業務の効率化や、マイナンバーカードの利用機会の創出を目指す。

 検証の内容として、記入レス、マイナ顔パス入場を実施する。受付時にマイナンバーカードをかざして顔認証を行い、住所などを用紙に記入せずにチェックインすることができる。また、マイナンバーカードの情報をもとに、ゴルフ場利用税の対象者かを迅速に判断する。

 さらに、マイナンバーカードの住所属性に応じた観光PR、ゴルフ場の地域における名産品の割引販売を行うことで、観光促進に繋がるかどうかを検証する。

利用者体験のフロー

 実証実験対象のゴルフ場利用者は、事前予約でマイナンバーカードを利用する。スマホアプリをダウンロードして、マイナンバーカードをスマートフォンで認証。ゴルフ場の入場受付時には、マイナンバーカードを認証端末にかざし、顔認証をするだけでチェックインが完了となる。

 デジタル庁は今後も、民間事業者の協力のもと、エンタメ分野でのマイナンバーカード活用に向けた実証実験を行うという。