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楽天モバイル、MNP流入の好調をアピール

 楽天モバイルは、MNPによる同社MNO回線の純増数が増加傾向にあることを明らかにした。8月9日、楽天グループの業績発表で開示された。

 純増数は4キャリア間の集計で、楽天モバイルにおけるMNP転入・転出の予約番号データから楽天モバイルが集計したもの。2024年1月~3月の純増数の合計は11万1000回線であるのに対し、2024年4月~6月の純増数の合計は18万8000回線となっている。

 楽天モバイルでは、流入が加速している要因について、通信品質の改善に伴う各種マーケティング施策の活発化を挙げている。

 MNPで楽天モバイルに転入するユーザーは、主にメイン回線として楽天モバイルを利用しており、ARPU(ひとりあたりの平均売上)の上昇にもつながっているという。