みんなのケータイ

「TORQUE 5G」で録ったサイクリング動画が結構おもしろい

繰り返される悲惨な事故

 防水防塵耐衝撃性があたりまえになりつつあるスマートフォンですが、現在でも落下による画面割れや、毎日のシャワーでカメラが使えなくなる事故をよく耳にします。弊誌のThe クラッシュ!というコーナーでも、読者の皆様の悲惨な事故現場をご紹介しています(合掌)。

 そんな中、今年3月にauから京セラ製のタフネススマホ「TORQUE 5G」が発売されました。

 「TORQUE 5G」を簡単に説明すると、京セラ独自の28項目の試験をクリアした別格の耐久性を備えたスマートフォンで、防水防塵はもちろん、耐久性、耐温度、耐振動、低圧、低温、耐氷結、耐海水、耐荷重、耐薬品、温水シャワーなどに対応しています。

 キャンプや山登り、サイクリングやツーリング、雪山の登山やウインタースポーツまで安心して利用できるため、アウトドア派ユーザーにはもってこいの端末に仕上がっています。

 さまざまな外的要因をカバーしている「TORQUE 5G」ですが、ソフト面でも特徴的な機能を搭載しています。。

 今回は、機能の1つ「Action Overlay」をご紹介します。

アクティビティを残せる「Action Overlay」

 「Action Overlay」は、撮影日時やリアルタイムの移動速度、高度や気温などを写真や動画に重ねて撮影できるカメラ機能です。

 登山やランニング、ウォーキングの際の重加速度や高度、経過時間、距離を測定しリアルタイムで反映されるほか、移動ルートを地図で表示する機能も搭載しており、ユーザーのアクティビティを動画や写真とともに記録します。

 また、「Bike」モードでは、サイクルコンピューター用センサーと連携し、細かいデータや心拍数、ケイデンス、パワー、勾配を記録できます。

 今回は、「Action Overlay」を使って皇居周りをサイクリングした模様をお届けします。

素人撮影でもおもしろい

 筆者は生まれたときからのインドア人間であるため、運動が残念ながら苦手。ただ、自転車はたまに乗るので、今回はシェアサイクルを使って皇居周りをサイクリングしてみました。

 なお、自転車につけるセンサーもスマホを取り付けるホルダーも残念ながら持ち合わせていないため、今回は「ネックストラップで首からぶら下げたスマホを、テープで筆者のお腹あたりで固定する」という非常にアナログな撮影方法で撮影します。

ネックストラップをつけて「TORQUE 5G」と筆者のお腹をテープでとめるという斬新な固定方法
今回の相棒です
「Action Overlay」を使ってサイクリングを撮影

 動画では、勾配など詳細なデータこそありませんが、動画中のリアルタイムの速度や動画中の最高速度、標高や移動距離などが確認できます。

 また、画面右下には、Googleマップで動画スタートから移動したルートが表示されており、後から見返したときに「この光景はここで撮影したものだ」だったり、直感的に自身のアクティビティを確認できます。

 左下にはその日の天気と撮影日時が表示されています。「夕暮れで涼しくなってくる頃のハズなのに、気温は33度もある。向かい風は熱気ばかりで『乾燥機に入れられた衣類』の気持ちがわかる」と、その時の想い出も思い返せます。

【「Action Overlay」を使ったサイクリング動画】

 アナログな方法で撮影してみましたが、結構おもしろい機能だなといった印象。

 位置情報をあわせて記録できるので、アウトドアに限らず、たとえば観光で訪れた街を歩きながら撮影し、後から見返してみると新たな発見があるかもしれません。

 ちなみに、この動画のあとも大手町付近まで走行しましたが、走行中の熱風やすごい量の汗により固定していたテープが剥がれてしまいました。

 動画は撮影できたのですが、ものすごいブレた動画となってしまい、残念ながらお蔵入りとなってしまいました。次回は是非、スマホホルダー搭載で”涼しい時期に”チャレンジしたいと思います。