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Galaxy Foldのバッテリーが膨脹 Galaxy Harajukuの店頭即日修理を体験

 フォルダブルスマートフォンのGalaxy Fold SCV44を現在も愛用しています。

 閉じた状態では厚みこそあるもののカバンの隙間に入るサイズ感と、開いた状態では7インチタブレット相当の大画面を利用できるため、移動中の電子書籍などコンテンツ消費に丁度よく、2019年の発売日に購入してから1年半以上経ちましたが現在も便利に使える1台として気に入っています。

 そんなGalaxy Foldですが、ある日手に取った際に違和感が。

 なんとバッテリーが膨らんでいたのです。

 メインのスマートフォンではないので充電は3~4日に1度。充電も完了したらすぐにACアダプタを外すなどかなりバッテリーを労って使っていたのですが……。

 流石にこのまま使い続けるのは怖いため、バッテリーの交換を行うことにしましたが、Galxay Foldの購入時に紐付けていたau回線はすでに解約済み。

 解約済の端末であってもauショップでの修理申込は可能ですが手続きが面倒そうに感じたことと、前から気になっていたという理由でGalaxy Harajukuの店頭修理を申し込んでみました。

 東京・原宿に2019年にオープンしたGalaxy Harajukuの地下1Fの修理サービスはパーツ在庫さえあれば即日修理が可能です。

 即日といっても現在は事前予約が必要になっている点は注意が必要ですが、もしGalaxyシリーズを利用していて修理が必要になった場合、予約枠に空きさえあればキャリアの預かり修理を利用するよりも早く直すことが可能です。

 また、キャリアの補償サービスに加入していればそれを適用し安価に修理を行うことも可能ですし、メインの基盤を交換するような修理でなければ端末内のデータを削除することなく修理してもらうことも可能です。

 先にも書いた通り、現在Galaxy Harajukuの修理サービスは事前予約が必要になっているため、店頭へ到着してからの手続きはスムーズでした。

 予約時刻に向かうと1Fの入口から地下1Fの修理カウンターへ確認と引継が行われ、すぐにカウンターへ案内されました。

 今回、バッテリー交換にかかる費用は税込で8965円。また膨脹したバッテリーに内側から圧がかかっていて背面カバーが変形している可能性があるため、こちらも交換する場合は追加で9000円ほどが発生するとのこと。

 その他に「データ消去を行う場合もある」や「修理のために分解を行い別に修理が必要な箇所があった場合は費用が変わる可能性がある」といった、修理あるあるな案内などがあり、手続きそのものは15分ほどで終了しました。

 修理完了までは今回1時間半と案内がありどこで時間を潰そうかと悩んだのですがGalaxy Harajukuの2Fのカフェの割引券がもらえるため、待ち時間のほとんどはそこでノートPCを開き適当に作業を行い過ごしました。

 現在は新型コロナウイルス感染症への対策もあり、Galaxy Harajuku内で体験できるVRコンテンツなどが利用できなくなっていますが、通常時は館内のさまざまなコンテンツを体験している間に修理が完了するため、あまり待ち時間をストレスに感じない仕組みになっているのもGalaxy Harajukuでの店頭修理のメリットでしょう。

 修理完了予定時刻になって地下1Fへ戻ると既にカウンターには筆者のGalaxy Foldが準備済。

 幸いにもリアカバーの交換費用が発生することはなく、内蔵バッテリーの交換費用の支払いのみで済みました。

 修理費用の支払いには現金だけでなくクレジットカードの利用も可能。余談ですが、この日は現金を下ろすのすっかり忘れていたため、会計の際に焦ることなく乗り切ることができました。

 まさかディスプレイより先にバッテリーが駄目になるとは思いませんでしたが、これでまだしばらくはGalaxy Foldを使い続けることができそうです。

 また本体データも消去されていないため、帰り道はGalaxy Foldで積ん読消化も捗りました。

 現時点では「東京近郊に住んでいること」「事前予約制で都合のいい日時と予約の空きが合うこと」がGalaxy Harajukuでの即日修理の恩恵を受けるためのハードルですが、ユーザー体験として「持っていったその日に直る」のはかなり良かったです。