みんなのケータイ
5Gを求めて「HUAWEI P30」から「moto g100」に買い替え
2021年6月18日 06:00
「みんなのケータイ」に参加させて頂いてからもうすぐ2年が経とうとしています。そして参加当初に購入した「HUAWEI P30」は、最新のハイエンドモデルには及ばないとはいえ、元々の性能が高くまだ十分現役で使える性能を持っていることから、最近までフルに活用してきました。
ですが2年も経つと、周りの環境が変化しているのも確か。Androidのバージョンも11に上がっていますが、米国による制裁の影響もあってアップデートは見込めそうにありませんし、何より既に5Gのサービスが始まっているだけに、最先端を追いかける立場上、そろそろ5G対応の端末に買い替えたいと思ったりもします。
そこでHUAWEI P30に比較的近い内容で、なおかつ5Gに対応したSIMフリーのスマートフォンに買い替えようとしたのですが、そもそもSIMフリー向けの5G対応スマートフォンはまだ数が少なく、それでいてハイエンド並みの性能を備えて6~7万円前後で購入できるモデルとなると、ほぼほぼ選択肢がないのが実情です。
もちろんミドルクラスの性能にまで落とせば選択肢は増えるのですが、妥協できなかったのがゲームです。実は「Snapdragon 765G」を搭載したスマートフォンも使ってはいるのですが、HUAWEI P30と比べグラフィックやフレーム数を落とさないとプレイできないゲームがいくつかあり、乗り換え後のプレイ体験が変わってしまうので対象から外さざるをえませんでした。
それゆえなかなか買い替えられる機種がなく悩んでいたのですが、最近になって条件に当てはまる機種が登場しました。それが「moto g100」です。
moto g100は5Gに対応しているというだけでなく、チップセットに「Snapdragon 870」を採用。最新の「Snapdragon 888」ほどではないとはいえ、昨年のハイエンドモデルに搭載されていた「Snapdragon 865」より性能が高いので、ゲームプレイの面では全く支障がありません。それでいて価格は公式ストアで5万8800円と、6万円を切ることからお得感が高く、筆者が求める条件にはかなりマッチしています。
一方で望遠カメラは搭載していないので撮影シーンにやや制約が出てくるのと、本体の重量が200gを超えるのでシンプルに重いというのがHUAWEI P30と比べた場合のデメリットとなりますが、それらは工夫でカバーできそうなので、moto g100の購入を決意。ECサイトのクーポンやポイント付与のキャンペーンなどを駆使することで、実質4万円台で購入することができました。
ですが購入してからやや困ったことに気づきました。というのもここ最近の各社の新料金プラン投入を受けて手持ちのSIMを整理した結果、5G対応で空いているのがNTTドコモのSIMだけだったのです。
そしてmoto g100はauやソフトバンクの5G周波数帯に合わせた仕様で、NTTドコモが5Gで使用する4.5GHz帯に対応していません。もちろん3.7GHz帯は利用できるので5Gが全く使えない訳ではないのですが、moto g100で5Gをフル活用するためには、手持ちのSIMを少し検討し直す必要がありそうです。