みんなのケータイ

Apple Watchのバイブレーションの絶妙さにじわじわ感激

【Apple Watch Series 6】

<@著者1写真@>
Apple Watch Series 6 セルラーモデル。画面は設定の「サウンドと触覚

 私は今、44mmのApple Watch Series 6を愛用していますが、「これ、Apple Watch以外にあるかな?」と思う点に気づきました。それはバイブレーション。

 バイブレーションというと、その皮膚感覚は強弱はあれど、ブルブルだったりビリビリだったり、またはブーブー、ビービーと「しびれるような刺激」であることがほとんどではないでしょうか。

 それが、Apple Watchの場合は、振動と指先で「トントン」叩くような感じの2種類が組み合わされているように感じます。

 タイマーのときはブーという軽い振動とトトトトト……というパターン。通知は少し早く「トントン」。スタンドの通知は早く微かに「トトッ」。

1日に何度も受け取る「スタンド」。でも通知はやさしいです

 座りっぱなしというのは、何かに集中していることがあるわけですし、そういう生活なら、スタンドの通知を受ける頻度も高め。いきなり強い振動でビービーブーブーを何度もやられたらストレスを感じます。Apple Watchは微かではありますが、確実に伝わるレベルを維持してるところがいいんです。

 一番感激しているのが、目覚ましアラームです。眠りが浅くなったら起こすという製品で、いきなりブーーーーッ! ブーーーーッ! と振動され、ハッ!と目が覚めて「起こされた!」という感覚を覚えるものもありました。

 しかし、Apple Watchは時間になると「トントントントントントン・・・トントントントントントン・・・」というやさしい刺激が繰り返されます。しかもはじめは気持ち弱めから始まっているようです。「ほら、朝だけど。起きないの?」と言いながら、つつかれているような感じなんです。眠りが浅くなったら起こすというタイプではないですが、少しずつ起こされてるのでいやな感じはしません。そのニクい力加減が気に入って、最近はずっとApple Watchで目覚めています。

 いつも身につけている製品は、自分の皮膚や体との一体感、統合感も大事になってきます。Apple Watchはバイブレーションにも場面に応じた配慮があると感じた次第です。

 Apple Watchを持っている方は、一度意識を向けてみると面白いですよ!