みんなのケータイ

ゲーム機としてのAQUOS R3

【AQUOS R3】

 筆者がAndroidスマートフォンを手にした頃(10年前くらい)といえば、今ほど良質なゲームは揃っていなかったように記憶しております。ところが、近年はスマートフォンもハイスペック化が進み、高レベルなグラフィックの3Dゲームが多数登場しておりまして、心惹かれるものがありました。

AQUOS R3でCall of Dutyをやっている図。タッチパネルでFPSをするには相応の慣れが必要に思う。筆者はルールすら怪しい

 正直なところ、ここ数年はゲームというものからほぼ遠ざかっておりました。手持ちの最新ゲーム機は「プレイステーション2」という筆者です。しかし、せっかく手に入れた「AQUOS R3」のハイスペックぶりを試してみようと「Call of Duty」をインストールしてみました。

 Snapdragon 855のおかげか、6GBのメモリーのおかげか、動作は非常に快適。マシンパワーに不満を感じる場面は一度もありませんでした。まだまだ新しいハイエンドモデルだから当たり前と言われればそうなのですが、やはり感動するものです。ところが、AQUOS R3は数値でわかるスペック以上にゲーミングマシンとして優秀であると実感するポイントがありました。

 1つ目は、排熱の良さです。Call of Dutyは比較的動作が重めのゲームのはずですが、AQUOS R3の場合は数十分ほど連続でゲームを続けても、あまり熱くなりません。ケースを付けずに使っているのも大きいのかもしれませんが、ほんのり温もりを感じる程度。

 ビデオカメラを回しっぱなしで使ったときにも思いましたが、非常に優秀な排熱設計が施されているようです。ちなみに、筆者所有の他社製スマートフォンで同じようにCall of Dutyをプレイしたところ、1ラウンド(数分)でかつてないほど熱くなりました。

極端に熱くなるとゲームに集中できなくなってしまうので、ゲームをやる上でとても重要なポイントではないでしょうか。

 2つ目は本体スピーカーのサウンドです。筆者はゲームはいつも本体のスピーカーから音を出しています。この手のゲームならイヤホンなりヘッドホンなりをしたほうが有利なのですが、「イヤホンを出す→コードを整理する→耳につける」という動作が非常に億劫なので、結局本体スピーカーに落ち着いております。

インカメラのすぐ上の溝ようなところがスピーカー
USB端子の右にスピーカー。映画を見ても満足できる性能

 ここ最近はデュアルスピーカーの端末が一般的になってきました。しかしながら、多くの端末は音楽再生の臨場感に比重をおいており、端末を横にしたときのサラウンド感といいますか、左右の音量バランスは偏りがちなイメージを抱いていました。

 しかし、AQUOS R3のスピーカーは配置こそ左右対照ではありませんが、音量バランスに違和感はありません。FPSは足音や銃撃音が生き残るための必須要素と言えますが、このスピーカーであれば、どこから音がするのかよく分かるので、外部スピーカーやイヤフォンなしでも快適に遊ぶことができます。

 シャープのラインアップでは、「AQUOS zero」シリーズがゲーミングスマートフォンとしてのポジションを担っていますが、AQUOS Rシリーズもゲーミング用途としてとても優秀な模様です。

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