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やっぱり、スマホの200gは重かった

【Galaxy Note9 SC-01L】

 筆者が「Galaxy Note9 SC-01L」を購入して1年が経とうとしています。筆者にとって初めてのGalaxy Noteシリーズで、最大の特徴であるメモ機能は取材などで便利に活用しています。

仕様上のGalaxy Note9の重さは201g。付属のクリアケースを装着すると224gになります
200gで思いついたのがバター。外箱込みでの重さが217gで、ケースを付けたNote9と近い重さ。重さでいえばバターを持ち歩いているのとほぼ変わりないです

 一方で、1年間使用してきてどうしても気になる点があります。それは本体の物理的な重さです。Note9の仕様上の重さは201g。付属していたクリアケースを装着すると224gにもなります。大きさと重さは、購入前にある程度は覚悟していましたし、いずれ慣れるだろうという気持ちでした。

 大きさの問題については、装着したスマホリングのおかげもあって、難なく運用できました。しかし、端末をずっと持っていると、ずっしりとした重みを感じ、手が疲れてきます。

Sペンで書くときは、端末をしっかりと支えるため、重さを感じにくい
普段、利用するときは重さを感じやすい

 重さについては人によって感じ方が違うため、一概に200gが重いとは言えません。これまで筆者が利用してきたスマートフォンは5インチ前後で、重さは150g前後でした。Note9で一気に大きさと重さが増加したため、慣れなかったという可能性もあります。

 歴代のNoteシリーズは、メモが取れることから大画面を特徴としてきました。また、ビジネスシーンなどハードな使われ方も想定されているため、大容量のバッテリーを搭載しています。これらのNoteシリーズならではの特徴を考えると、重さが増加してしまうのは仕方ないかもしれません。

 後継モデルの「Galaxy Note10+」が秋冬モデルとしてドコモとauから発表されましたが、重さは197gあります。数値上は軽くなっていますが、実機を持った感じでは、減った分の重さをあまり体感できませんでした。グローバルでは、Note10+に加え、よりコンパクトで軽量な「Galaxy Note10」もラインアップされています。重さも約168gで、NoteシリーズのSペンも使えるため、筆者にとってはかなり理想的。しかし、残念なことにNote10は、日本で販売されるアナウンスが今のところありません。

 スマートフォンで楽しめるコンテンツが増えており、ディスプレイの大画面化、それに伴うバッテリーの大容量化が多くのモデルで見受けられます。一方で大画面を保ちつつも、構造などを工夫して軽量に仕上げたスマートフォンが登場しています。スマートフォンの機能も重要ですが、いつも持ち歩くスマートフォンだからこそ、これからは“重さ”も機種を選ぶ条件になるかもしれません。