みんなのケータイ

地図を見ながらゲームもできる、Android 8.0の「PIP」をあらためて

【Galaxy S8 SC-02J】

 登場からしばらく経った「Android 8.0」には、ピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)と呼ばれる機能が搭載されています。これは、とあるアプリを使っている最中、別のアプリを小さなウィンドウで重ねて表示するというものです。

 基本的にはマルチウィンドウ対応アプリで利用できるようなのですが、個人的に一番気持ちよいと感じているのはGoogleマップアプリを小さなウィンドウに示すとき。これまでも、ナビゲーションを開始したら、通知バーで進捗を教えてくれるといった機能はありましたが、小さな地図で現在地を見ながら他のアプリを使えるのが本当に便利。

これがPIPです!(白地の弊誌に白っぽい地図、わかりづらくてすいません)
筆者が愛する、とあるゲームとの相性が控えめに言って最高

 かつては、初めて訪れる場所に向かう際には、紙の地図を必ず手にしていました。今や紙からスマホに切り替えている方も多いでしょうが、やはり地図そのものは必要な場面がたくさんあります。ピクチャー・イン・ピクチャーの小さな窓で地図を表示できていれば、それ以外のアプリを使えるというのが、スマホならではの便利さを実感させてくれます。たとえば筆者が大好きな位置情報を使った陣取りゲームには、初めて訪れる場所に触れるだけで(時間を使ってプレイせずとも)実績になり、メダルがもらえるということがありまして、そういうニーズへたやすく対応できるというわけです。

 ちなみにGoogleマップをピクチャー・イン・ピクチャーで表示するのは、行き先までのナビを開始してから、ホームボタンを押すだけ。

いろいろと小窓にしてみました

 筆者が使う「Galaxy S8」では画面の右上、あるいは左上からスワイプするように(パソコンで言えば、マウスでウィンドウの枠をドラッグするように)すれば、さまざまなアプリが小窓になってくれます。これはPIPではなく、Galaxy独自の機能のようです。こうした部分も積極的に試して、もっと小窓で便利なアプリを探していきたいところです。