みんなのケータイ

QiとSideSyncで実現する快適ライフ

【Galaxy S7 edge SCV33】

改めてQiの利便性の高さを実感

 「Galaxy S7 edge SCV33」を使い始めて1カ月。日々使用する上での快適性を高める工夫の一つとして、まず購入したのがワイヤレス給電「Qi」のパッドだ。

 ドコモが「おくだけ充電」という呼び名まで用意して今後数年で全機種搭載を目指すと鼻息が荒かった2011年の夏は記憶の彼方。国内メーカーに見捨てられ、絶滅するかと思いきや、ここに来て海外メーカーが手厚くサポートし始めるという皮肉な状況ではあるが、最近では秋葉原で500円程度でQiのパッドを入手できることもあり、さっそく自宅用と会社用に2つ購入して使用している。

 やはりケーブル接続無しでパッドの上に置くだけで充電が始まるのは楽。暗い場所では手探りで端子の方向を合わせて充電する面倒くささからは解放されるので、とりわけ寝室での使用をおすすめしたい。また、最近では急速タイプの製品も発売されているので、より快適性を求めるのであれば、少し値は張るが、これに対応したパッドを購入するとよいだろう。

「SideSync」でPC上にGalaxy S7 edgeの画面を表示

 それから、一日の大半をPCとともに過ごす生活なので、仕事に集中するためにもPCとスマホを行ったり来たりしたくない。そんな時に便利なのが、最近のGalaxyで利用できる「SideSync」というアプリだ。サムスンのサイトで配布されているPC(Windows/Mac)用に用意された同名のソフトと一緒に利用する(※2016年6月17日時点では、ブラウザの幅を縮めているとダウンロード用のリンクが表示されないので要注意)。

 SideSyncでは、GalaxyとPCをUSB接続するか、同じWi-Fi環境下に置くことで、PCの画面上にGalaxyの画面を映し出してPC側から操作できる。Galaxy側への通知もPC側にポップアップで通知されるので、LINEのメッセージが飛んできてもPC上で確認、返信可能。Galaxy・PC間でのファイルのやり取りもドラッグ&ドロップで行える。

 何気に便利だなと思えるのは、電話をかける場面。Bluetoothヘッドセットを使っていれば、スマホ側を操作することなく、PCの画面上で電話帳を操作して通話を始められる。わりとオススメだ。