ZenFone Zoomの急速充電を試してみる

　「ZenFone Zoom」には、ASUS BoostMasterという機能が搭載されています。いわゆる急速充電です。ASUSのサイトを見ると、0％の状態から約60％まで39分で充電できる、とされています。同社の従来モデルと比べて約3.6倍、早く充電できるんだとか。

　では「ASUS BoostMaster」は独自規格なのでしょうか……ということが気になった筆者。最近になってクアルコムのQuick Chargeという規格に対応したACアダプターやモバイルバッテリーを購入していたので、さっそくQuick Charge 2.0対応バッテリーを繋げてみることに。Quick Chargeでは、接続時にスマートフォンと給電側がやり取りして、お互いにQuick Chargeに対応しているかどうか確認します。両方とも対応していれば、電圧をアップするという流れ。

今回はAukeyのバッテリーとAnkerのケーブルを利用しました

　さっそく測定してみると、なるほど、9V程度で充電できているようです。画面を見ても「急速充電中」と表記されています。よし、これはQuick Chargeで充電されているようですね。

測定してみると……

　ASUSのサイトだけではこのあたり、よくわからないのですが、ASUS BoostMasterに対応したZenFoneのなかには、Quick Chargeに準拠した製品として、クアルコム社のサイトで紹介されているもの（ZenFone 2）もあります。Intel製のチップセットを採用する「ZenFone Zoom」であってもQuick Charge準拠と言えそう。このあたりは周辺機器を購入するときの参考になるので、ASUSさん、もう少しわかりやすく案内いただけると助かります。